出典:©吉河美希・講談社/カッコウの許嫁製作委員会
あらすじ
洋平の誕生日会に参加した凪とエリカと幸。
その際、海野夫妻は凪とエリカの許嫁関係について本音を話す。
可愛い招待状
幸がポストを開けると、可愛くデコレーションされた誕生日会の招待状が。
エリカはそれを見て笑顔で「めっちゃ可愛い招待状じゃん!誰の誕生日?」と聞きますが、それとは対照的にすっかりテンションが下がっている凪と幸。
3人が来たのは洋平の誕生日会。熱唱する洋平と一緒にエリカはノリノリで楽しみますが、凪と幸は全く乗り気ではありません。
洋平は普段作らないようなパエリアを振る舞いますが、凪と幸はそれぞれカツ丼と唐揚げを所望。
エリカは「誕生日の人が作ってくれたのに失礼…」と怒りますが、洋平は二人のリクエストにも嬉々として応えカツ丼と唐揚げを振る舞います。
凪と幸によると、洋平の誕生日は毎年こんな調子だそうです。
二人が幸せなら
凪とエリカが取り違えられた時の状況について海野夫妻が語ります。
二人の誕生日は4月6日。だから初めての顔合わせは二人の17歳の誕生日にしたとの事。
当時お互いの両親が話していた凪とエリカの許嫁関係について、奈美恵は「もう気にしなくて良い」と言いました。
洋平も「二人が結婚しなくても、こうして集まって会える」と気付き、海野夫妻は「二人が幸せならそれが一番」という結論に至ったようです。
「やっぱり俺の親は、この二人なんだな」そう思いながら昔の家族アルバムを見て微笑む凪。
帰りのバスの中で、エリカも「家族…なんだよね」「お父さんも本気で説得すればわかってくれるかも」と希望を持つように。
そんなエリカを応援するように凪は笑いますが、「という事は…俺達の関係も、今度こそ終わるのか…?」と、少し複雑そうに思うのでした。
許嫁
凪・エリカ・ひろ・幸の4人で集まっていた際、エリカが高熱を出して突然倒れてしまいます。
ひろと幸は二人でエリカを看病しますが、薬を飲んでも熱はなかなか下がりません。
そんな中、凪はカツ丼を作ってエリカの元へ運びます。食欲が無いと言ってはじめは拒むエリカでしたが、空腹には勝てず結局食べる事に。
話の流れで「なんで凪くんの方が私の事分かってんのよ」と言うエリカに、凪はこう返します。
「それは…許嫁だし」
熱が下がったエリカは凪と一緒に玄関でひろを見送ります。
見送った後にポストを覗くと、誕生日会の際に撮った写真が届いていました。
海野家4人と一緒にエリカが写った写真です。
エリカは早速それをフォトボードに飾ります。今まで撮った思い出の写真たちを眺めながら、エリカは言います。
「私もいつか、こんな家族が持てるのかな?」
その言葉に凪は少し照れながら、「天野さん次第…じゃないかな」と返しました。
まとめ
全24話。最後まで楽しく見る事が出来ました。是非2期も見たいと思えたアニメです。
これからも凪達が明るく幸せに過ごせる事を祈ります。
文章:藤川汐見