今回も引き続き、『ロックマン』シリーズについて記述したいと思う。
6はラッシュコイル、ラッシュジェットが一旦廃止された。ジェットを装備することで、普通のジャンプでは届かないところに移動していた。パワーロックマンシステムも取り入れられており、パワーでしか破壊できない障害物を壊すのも大きな特徴だった。
5に引き続きビートが登場。収集条件は異なっており、ボスを特殊な条件で倒すことでプレートを一つずつゲットできた。5では8つだったが、6では4つとなっている。
エネルギーバランサーが特定のステージに設置されている。武器エネルギーを自動で回復してくれるため、入手しておきたいアイテムだった。
1~6はのちにリメイク版が発売され、従来にはなかった難易度を選べるようになった。ハードはアイテムが一切配置されない、出現しないという設定になっており、クリアするのが難しかった。
9は8から一〇年以上置いて発売。スライディング及びチャージショット機能が使用できなくなった。ラッシュコイル、ラッシュジェットは再び使用できた。5にあったM缶も復活。
新しいシステムとして、ステージで集めたねじを使用して、ライト研究所でアイテムを交換できるようになった。棘に当たっても即死を回避できる、穴に落ちても助けてくれるアイテムが登場し、ロックマンに一石を投じることとなった。
9はステージの仕掛けが複雑になっており、クリアするためには配置を覚えなくてはならない。ボスよりもステージの難易度が高く、なかなか進めなかったプレイヤーも多いのではなかろうか。ワイリーコースでは一発即死の棘で涙を呑んだプレイヤーは少なくない。
ノーマルの他にブルースモード、ヒーローモード、スーパーヒーローモードがあった。ブルースモードはロックマンが使用できない、スライディング、チャージショットが使用可能となっていた。ただ、それよりも被ダメージがロックマンの2倍、敵に当たった時ののけぞりが大きいなどのデメリットが響いた。ロックマンと比べて、クリアするのは難しかった。アイテム交換ができなかったため、あるステージで缶を9個入手してから、ボスに挑んだプレイヤーもいるかもしれない。
ヒーローモードはノーマルと比べて、敵が多く、アイテムの配置も変更されるなど難易度が上がった。
スーパーヒーローモードは更に難易度が高かった。ヒーローモードとは攻略法も大きく変わり、ステージの仕掛けを覚えないと先に進めないこと箇所もあった。敵の配置も厳しめで、細心の注意を払って前に進んでいく必要がある。
ロックマンのライフを全回復させられるE缶が8ボスのステージでは入手できず、ライト、助っ人のエディで補充する必要があった。ワイリーステージにおいても一つにとどまっており、ステージにおいて入手することは難しかった。M缶はどのモードであっても、一つ用意されていた。
Part.4 へ続く
文章:陰と陽