今回で、『ロックマン』シリーズの紹介を一通り終える事になる。少しでも楽しんで頂ければ幸いだ。
10ではロックマン、ブルースに加えて、フォルテを使用できるようになった。
イージーモード、ノーマルモード、ヒーローモードの3種類が用意されていた。前作ではロックマンしか難易度が選べなかったが、今回は全キャラで設定できるようになった。
ブルースは前作と同じ設定。ただ、ダメージを受けた時ののけぞりは抑えられており、操作性はやや改善された。前作ではできなかったアイテム交換もできるようになったため、難易度も改善された。
フォルテは前だけでなく上などにもバスターを発射可能。ただ、威力は低いため、敵を倒すまでに時間を要した。被ダメージはロックマンと同じとなっていた。
イージーモードは初心者向けで、落とし穴に落ちにくい、棘にあたりにくい設定がなされていた。ステージの途中にライフと武器エネルギーを全回復できる弥七(1で登場したアイテム)が置かれているなど、救済措置も設けられていた。ロックマンをプレイしたことのない人に楽しんでもらうことを趣旨なのかもしれない。
ハードモードは仕掛けが厳しくなり、設置されているアイテムの一部が変更されていた。難易度としては9のヒーローモードとスーパーヒーローモードの中間とされており、ロックマンに精通したプレイヤーにとっても、やりごたえのある仕上がりとなっていた。
9、10の特徴としてロックマンかつノーマルモードで、クリアするまでのランキングが掲載された。
ステージ専用のタイムアタックも用意されており、上位プレイヤーのクリア時間に驚いた人はたくさんいたのではなかろうか。
文章:陰と陽