この物語は宇宙世紀0079年に勃発した「1年戦争」以前やその裏側を舞台に、特に各所のエースパイロットの成長や葛藤を描いたものです。
シャアやアムロの行動や選択に注目!
シャアはジオン軍の士官学校に入学し優秀な成績を残しています。一方のアムロ・レイに関しては4話~6話で、何故地球を離れサイド7に転居したのかなど謎が解けていきます。
のちの戦場で幾度となく投入されるミノフスキー粒子に関する重要な技術が月にあるというのでアムロのお父さんは、地球にお母さんを置いて捜索に向かったのです。
その月で、人類史上初めてのモビルスーツの戦いが勃発しました。宇宙世紀0079年のことです。その直後、サイド3のコロニーが独立を掲げてジオン公国を名乗ります。その後の展開は赤ザクに乗ったシャアやアムロの動向など、『機動戦士ガンダム』本編の物語とリンクします。
主人公は日本人!?
アムロ・レイは『機動戦士ガンダム』を観ている限り、サイド7の出身ではないかと思っていましたがリサーチ不足でした。アムロは日本の鳥取県出身だという情報がネットで流れています。それにしては名前が微妙‥と思ってしまいますが、取り敢えず日本人のようです。
暴かれるシャアの過去
『機動戦士ガンダム』の主人公、アムロ・レイが主要なキャラクターとして登場するのは「過去編」の4話となります。あくまで『ORIGIN』ではシャア・アズナブルが主役なのです。シャアは完全にスペースノイドの血を引いています。しかし、コロニー(宇宙の植民地)での生活は快適なもので、すぐに地球の生活にも対応します。
ふたたび宇宙に舞い戻ったシャアと宇宙で待っていたララとの運命的出会い
『機動戦士ガンダム』でクライマックスを担うララァ・スンとの出会いは意外に早く、宇宙世紀0074年のことになります。
文章:Shinichiro.S
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