出典:(C)手塚プロダクション/松竹
原作:手塚治虫氏、監督:出崎統氏。
1996年11月30日に公開されました。
原作にはないオリジナルストーリーです。
あらすじ
時は1996年。世界最高記録を次々に打ち出す選手達が登場するオリンピックに世界中が熱狂していた。
その2年後にも、
芸術や科学の分野にまでも<超人類>と呼ばれる異常な才能を発揮する人の登場に、世の中の話題が集中します。
しかし、次々に原因不明の病に侵され死に逝く超人類達。
その超人類には、ある共通する秘密が、隠されていた。
「エンドルフィン・アー」と言う新薬で、異常な能力を発揮していたのだが、その副作用であったのです。
その「エンドルフィン・アー」と言う新薬で許されない人体実験をしていたブレーン製薬会社。
その新薬は、ウイルスの介在によって進行性多臓器不全症候群、つまり「モライシンドローム」を引き起こすのだ。
「ピノコ」を人質に、「ブラックジャック」に治療を協力させて、完璧な副作用のない新薬を開発しようと、ブレーン製薬の会長の養女「ジョー・キャロル・ブレーン」が迫るが、
果たして「ブラックジャック」は、その神の手で「モライシンドローム」を、治療することができるのだろうか?
みどころ
完全無欠な新薬を開発させるために、もう後戻りは出来ないかのように「ジョー」自らもその原液をあおり、その原液を飲ませられる「ブラックジャック」。
果たして彼らの運命は?
最後に
脳内麻薬と呼ばれる「エンドルフィン」というホルモン。
その大量分泌による異常な能力が出るというまさに有り得るような話が、リアリティーがあり、ストーリーに引き込ませます。
皆さんは、観賞してどのように思われますでしょうか?
名作です。
是非一度ご覧下さい。
文章:シャーペン