出典:©Magical Destroyers Committee
2008年「オタク文化保護法」が施行された。
それは保護と言いながらオタク文化を駆逐する、名ばかりの法律だった。
SHOBONをリーダーとする組織「SSC」によって、オタク文化の弾圧が進められる中、オタクヒーローをリーダーとする反抗勢力に奇跡が起きる。
突如、焼いていた餅から、3人の魔法少女が出現したのだ。
魔法少女たちの力を借りて反撃する。
実はここは、魔法少女のマスコット・オリジンのオタク文化に対する恨みと、SHOBONのゲームを酷評したオタクたちへの復讐心が合わさってできた世界。
全てはSHOBONが描いたシナリオ通りに、突き動かされていた。
これもシナリオ通り?
アキバを追われたオタクたち
彼らは田舎で自給自足の農業生活を送っていた・・・
と見せかけて、耕した畑の土でフィギュアを作っていた。
これもシナリオに従っての行動?
SHOBONはオタク文化を田舎に広めたかった?
シナリオが書かれた手記を手にするオタクヒーロー
SSC組織内に潜入したオタクヒーローは、SHOBONの手記を手にする。
それにより、SHOBONが思い描いたシナリオに従って、全てが動いていることを知る。
これまでの展開、この先の展開全てが、そこに書き込まれていたのだ。
そのことに気付いたオタクヒーローは、あることを追加書き込みする・・・のもシナリオ通り?
死に際の笑顔
串刺しにされるオタクヒーローの最期・・・何やら不敵な笑みを浮かべている。
それは、2代目オタクヒーローの登場に繋がるのだった。
シナリオに書き足しをした余裕だったのだろうが・・・
この顛末もSHOBONのシナリオ通り?
なぜオタクヒーローは、自分が復活する内容にしなかった?
オタクヒーローは手記から、自分がラスボスであることを知り、自分たちがSHOBONに踊らされ、世界を破壊させられていたことを知って、愕然としたことであろう。
同時に、この後の展開のつまらないことも。
SHOBONの作るものはやはり、つまらん!
オタクヒーローは、このゲーム世界を面白くしていこうと考え、2代目の登場を書き加えたのだ。
まさに「おもしろき こともなきゲームを おもしろく」
このゲームはおいくらですか?高杉ですか?新作ですか?
文章:ヒトツメロバ