以前のコラムでも書きましたが、同じようなテーマのコラムなので『今、映像作品から得るもの』について考えていきたいと思います。スポーツといえば若者にとっては青春であったり、大人にとっては娯楽であったりするものです。
体を動かすことは人格形成に大きくつながるものなので、とても重要です。スポーツアニメはある意味もっとも優れた人々を応援するツールなのかもしれません。
スポーツアニメの代表作
プロのアスリートにも多大な影響を与えている一世一代の成り上がりストーリーから『ブレーカーズ』のような障がい者パラスポーツまで今尚熱いスポーツアニメ界を語ります。
1:スラムダンク
2:ハイキュー!!
3:ラフ
4:キャプテン翼
5:ブレーカーズ
『映像作品から得るもの』
注目すべきはパラスポーツ・アニメです。『リアル』という井上 雄彦(いのうえ たけひこ)氏の作品が有名ですがアニメ化はされていません。『ブレーカーズ』はN H KのEテレで1話9分間の短編アニメとして2020年に放送されたもので、あっという間ですが感動的な物語に仕上がっています。
『キャプテン翼』と『スラムダンク』は、筆者が若い頃のバイブル的存在でしたし、『ラフ』は青春そのものでした。大人になってから読んだ『ハイキュー!!』は、視聴者のコンプレックスを抱えた胸によく刺さる物語です。個人的には東京パラリンピック前に『リアル』のアニメ作品化を!と思っています。
まとめ
映像作品から何を得ればいいのでしょう。良い意味での自己完結な物語の落とし込みは、大人になってから重要になる「頑なな心」を養ってくれます。スポーツアニメというのは、筋が通っていて、成長することの喜び、そして共有することの尊さを教えてくれます。だから「良い意味での自己完結」は自ずと拡散されます。
誰に応援されるでもなく自身が成長するために映像と向き合う人、映像の中に理想を見つけ、他者との共存の種にする人、いろんな人がいると思いますが、とにかくどんなに成長しても楽しく遊ぶことのきっかけになるのがスポーツアニメというものでしょう。
文章:S.Shinichiro