出典:©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
あらすじ
ついにステージに立ったB小町。
MEMちょ目当ての客が詰めかける中、ルビーは亡きアイを思わせる笑顔で観客を魅了する。
だが、かなを応援するサイリウムの光はなく…。
地獄のステージ
スターステージに出演する事が決定したB小町。
そこは暑いと噂される地獄のステージだった。
「集客は悪くない。うちにはインフルエンサーがいるから心配はしてなかったけど」
「思ったより赤のペンライトも目立つ」
サイリウムのカラーはルビーが赤、MEMちょが黄、かなが白を選択していた。
白は“特別枠間”でズルいと思う子がいて揉めがちと言われていた。
それでも、かなは白色を選択する。ルビーは“先輩らしい”と口にしていた。
今回の客はMEMちょ目当てで来ている人が多い為、白色のを振っている客は全くいなかった。
それによって、かなはまたネガティブ思考に陥るのだった…。
救ってくれるのはいつも…
笑顔でステージを踊り、観客を魅了して行くルビー。
「あぁ、この子は眩しいな」
「今この瞬間も誰かの心を奪って、どんどんファンを増やしてこういう子が上がっていくんだろう」
ルビーとMEMちょの眩しい姿を見ながら、1人闇に閉ざされていくかな。
自分の事を見てくれる人が誰もいない。そんな人生を歩み続けてきたかなは、「誰か私を見て」この言葉だけを十数年間叫び続けていた。
「あの子は使えるって言って」
「そしたら馬車車のように働くよ。頑張ったねって褒めて」
そんな時、闇の中に1つの光を見つける。
その光は、アクアが3色全てを持ちながらヲタ芸をしていたのだった。
「バカみたい!澄ました顔して何してんのあいつ!」
アクアの姿を見たかなは、憑き物が落ちたかのように闇から這い出る。
「アンタの推しの子になってやる!」
まるで“アイ”のような瞳でアクアを射抜くかな。
観客のサイリウムも“白”が増えていくのだった…。
全体的な感想
かなちゃんを救うのはやっぱりアクアですね!
舞台の上でも闇に落ちてしまったかなちゃんでしたが、無事に光を見つけたようで良かったです!
最後の表情は、本当にアイに近い位かわいかった。かなちゃんがセンターで大正解ですよ!
ルビーとMEMちょも笑顔で踊れていましたし、大成功のLIVEとなりましたね。
今後はもっと人気が出る事になるでしょうね!
アクアはアクアで、かなが自分とは“話したくない”のだろうと不貞腐れていましたが、それも解決できたようで万々歳でした。
2人が前のように仲良く意地悪な関係に戻って本当に良かったです。
推しの子は、今回が最終回でしたが、既に第2期制作が決定しているようなので、続編を心待ちにしたいと思います。
あかね×かな×アクアの三角関係がどのように転がっていくのか…。
ドギマギしながら第2期まで妄想を捗らせたいと思います!
文章:クラッシャー佐藤