出典:©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
あらすじ
準々決勝・第2試合は柳&毛利ペア。
立海の先輩後輩でもある2人の組み合わせは一見良好なペアに見えるが、立海時代ろくに練習もしなかった毛利に対し、柳は「俺は貴方を一生許さない」と激しい言葉をぶつける。
そして、「最悪のダブルスペア」の試合が始まる…。
最悪のダブルスペア
第2試合に選ばれたのは柳と毛利だった。
同じ立海だが、練習をサボりまくっていた毛利に対して、柳は毛利に強い憎しみを持っていた。そんな、最悪のダブルスペアの試合が始まる。
「無駄なポーチに出ないでいただきたい」
毛利がまともに機能しないまま、柳1人で1ゲーム目を先取する日本。
その後も柳の力でゲームを重ねていく日本だが、毛利はある葛藤に苛まれていた…。
傀儡人形
和解した柳と毛利だったが、フランスペアの本来の実力が発揮される。
色を塗って味方を洗脳してデータを取らせないフランスペアに日本は成すすべも泣くゲームを奪われる。
カウントは0-5。このまま敗退してしまうと誰もが思ってしまう状況。
「必要だったのは寝ぼけ野郎のデータじゃなく相棒をコントロールする、データマンのデータなんだよ!」
「データマンのデータなんだよ!とお前は言う」
柳の言葉通り、相手はその言葉を口にしてしまっていた。
偽りのデータを取らせ続けていた柳。この絶望的な状況は“演出”であった。
そして、柳と毛利は全力を尽くし…日本は試合に勝利するのだった…。
全体的な感想
ギスギスな感じかと思いきや、ポカリ1つで仲直りするのはちょっと笑っちゃいました。
妖精さんという表現がまた可愛くて良かったです。中学生感がありましたね!
痛い目を見てしっかりと努力して自分を奮い立たせた毛利でしたが、それを誰も知らなかった。その為の仲違いでしたね。
影で努力するタイプは、他の人に見て貰えない事が多いですが…しっかりと理解して貰えて結果も残せたので良かったです!
柳はやっぱり開眼している時の方がかっこよくて良いですね。
毛利のチャラい感じもまた高校生らしくて良いなと感じました!
文章:クラッシャー佐藤