出典:©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
華やかな遊郭が舞台
アニメ『鬼滅の刃』の遊郭編は2021年12月から放映されました。
遊郭編では鬼殺隊の音柱、宇髄天元が炭治郎たちと共に遊郭に潜む鬼の調査を行います。
今回もシリアスとギャグが織り交ざり、最後までハラハラしつつ、楽しく視聴出来ました。
鬼殺隊の柱
鬼殺隊の「柱」と呼ばれる人物はどこか普通とは違う、突き抜けた性格の人物が多いと改めて感じました。
無限列車編で活躍した炎柱の煉獄杏寿郎はとてもまっすぐな人だと感じ、宇髄天元は豪快で強引な印象を受けました。
共通しているところはとにかく強いところですね。鬼と戦っている場面でも柱がいると少し安心します。
上弦の鬼
遊郭編では女性の鬼「堕姫」が登場します。普段は花魁として過ごしており、とても美しくはありますがきつい性格をしており、周りにつらく当たる姿は普通に怖い…と思いました。
堕姫は上弦の陸であり、過去に何人もの柱を倒したことがあります。更に堕姫にはまだ秘密が隠されており、やっと追い詰められたと思ったら……
原作未読だったので、あの場面ではかなり衝撃を受けました。
良いと感じたところ
今回は「兄妹愛」が特に強調されていると感じました。随所に炭治郎と禰豆子の絆が描かれ、そしてまた違った形の兄妹愛を見ることが出来ました。
どんな状態になってもお互いを想う姿には心を揺さぶられ、最後の方はつい涙目になりました。鬼側にも僅かな救いのような描写があるのが良いですね。
他にも、心優しい鯉夏花魁や、宇髄天元の三人の嫁(須磨・まきを・雛鶴)など、いろんなタイプの女性キャラクターが活き活きと描かれていたのが良かったです。
刀鍛冶の里編も今から楽しみですね!
文章:大葉勺々