アニメコラム

TVアニメ『ブルーロック』第19話を見た感想

出典:©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

あらすじ

馬狼がフィールドの「悪役」として覚醒し、辛くも勝利を手にした潔たち。

更なる“化学反応”を起こすべく、自分たちを喰うエゴを見せた、ただ一人の選手を奪いフォースステージへと駒を進める。

一方、TOP3とともに次戦の対戦相手を探す蜂楽は、凜とのトレーニングの最中、自身の中の“かいぶつ”の存在を見透かされ、自身の“エゴ”と向き合うのだった…。

選ばれた者

出典:©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

試合に勝利した潔たちは、誰を奪うかで各々が意見を述べる。

馬狼は國神、凪は玲王、潔は千切を口にする。

それぞれが試合前に欲しいと言った選手から変動はなかった。

「俺たちを喰う。そんな人間が俺は欲しい」

「そうじゃなきゃ…きっとあいつらには勝てない」

試合で活躍を見せ、正論を述べる潔の意見に賛同した馬狼と凪。

こうして選ばれたのは「千切豹馬」だった。

選ばれてしまった千切は、國神に対して言葉を残してその場を後にする。

「おい、國神…忘れんなよ。俺たちはまだ潔に勝ってねえんだ。同じ悔しさ握りしめて…待ってるぞ、ヒーロー」

そして、凪に選ばれなかった玲王は凪に対して“エゴ”を押し付ける。

しかし、そんな玲王の姿を見た凪は、玲王の事を“面倒くさい”と一蹴して…。

かいぶつと蜂楽

幼少期の蜂楽はサッカーが大好きで、友達たちとサッカーを遊んでいた。

ドリブルが特に好きで、ボールと自分が一心同体になる感覚が最高で他を圧倒していた。

「つまんない。帰ってゲームしようぜ」

蜂楽とサッカーをする者は、皆こう口にするのだった。

それに対して意見を述べる蜂楽だったが、誰にも受け入れられずに理解を得られずにいた。

しかし、蜂楽の母だけは違った。

「自分の信じたい物があるって素敵な事だよ。それを信じて生きれば良い」

「大人になっていくとね、みんな信じたいのに信じられなくなる」

母の言葉を信じて、蜂楽は“かいぶつ”とサッカーをするようになるのだった…。

全体的な感想

今までのライバルリーバトルもそうでしたが、選ばれた者はみんな“ショック”な表情を見せますね。

自分が信じて組んだ仲間と離されるというのは辛いものですね…。

國神は心が折れていませんが、玲王はもう完全にダメになりました。

何とか國神が支えていますが、2人が再び上って来るのかは不安が残りますね…。

そして、蜂楽の過去。

幼少期から素晴らしいドリブルを見せていましたが、周りの理解が得られずに苦しんでいました。

蜂楽にとってお母さんの存在は本当に頼もしかったと思います。

そして蜂楽の信じる“かいぶつ”は潔というのも頷けました。

ずっと潔に絡んで楽しそうにしていたのは、そういう事だったのですね…。

次回は、蜂楽を取り戻すための戦いが繰り広げられそうですが、潔たちは凛と互角に戦えるのでしょうか…!

次回も楽しみです。

 

文章:クラッシャー佐藤

関連記事

  1. TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』 第2…
  2. 『地獄楽』第十二話『傘と墨』を観たよ!
  3. 『八十亀ちゃんかんさつにっき 3さつめ』八十亀ちゃんが壊されるぅ…
  4. TVアニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。r=1-sinθ』…
  5. 暴走する満月『グランベルム 5話』寧々の最期(2019年)
  6. TVアニメ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』第9…
  7. 父親を探すために旅に出たハンターの物語『HUNTER×HUNTE…
  8. 2019​年深夜アニメトップ​10

新着記事をチェック!

ネコ型居候は家電破壊魔『宇宙人ムームー』

出典:©宮下裕樹・少年画報社/京急大学人類再生研究会◆戦争で母なる星が砕け散った!復活を期す…

新人助手が無双する『まったく最近の探偵ときたら』

出典:©2024 五十嵐正邦/KADOKAWA/まったく最近の製作委員会ときたら◆探偵になり…

「地動説は異端」は箱庭の出来事?『チ。 ―地球の運動について―』

出典:©魚豊/小学館/チ。 ー地球の運動についてー製作委員会◆一人の少女が教会に逃げ込んでき…

新着アニメニュース

新着アニメニュース

PAGE TOP