出典:Ⓒ吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
あらすじ
~タイトル『繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ』~
夜明けか近付き戦闘を諦め逃げ出す半天狗を追う炭治郎たち。
足を負傷している炭治郎だが善逸の言葉を思い出し、一気に半天狗の首に斬りかかった。
しかし、逆上し巨大化した半天狗に動きを封じられてしまう。
玄弥と禰豆子の協力により窮地を脱した炭治郎は、また逃げ出した半天狗を追う。
がむしゃらに半天狗を追いかける炭治郎に無一郎が、鋼鐵塚が研いだ刀を投げ渡す。
炭治郎はその刀で見事に半天狗の首を切り落とすが、またもやそれは半天狗の本体の首ではなかった上、日が昇り禰豆子が日の光にさらされてしまった。
半天狗を追うか禰豆子を救うか炭治郎は判断がつかなくなってしまう…
卑怯すぎる半天狗
半天狗という鬼はただただ不愉快に思いました。
『空喜・積怒・哀絶・可楽・憎珀天』は声優さんが豪華だと話題になりましたが、良いところはそれだけですね!
半天狗は玉壺のように、変に人間臭さを感じる部分もないですし。
人間時代から全てを「何かのせい」にして生きてきて、鬼になってからも自分の被害者意識を前面に押し出して分身を作り、「自分は悪くない、自分は被害者だ」と主張する半天狗。
人間のイヤな部分をかき集めたような鬼でした。
自分だけは助かりたいと思っている考え方が無惨様と似ているのかもしれませんね。
個人的な意見ですが、半天狗に関しては声優さんの演技以外に何も魅力を感じませんでした。
観ていて腹の立つキャラに、腹の立つ声の演技ができる声優さんって本当にすごいと思います!
ついに禰豆子が太陽を克服!
半天狗を追うか、日光にさらされている禰豆子を救うか判断ができなくなっていた炭治郎を遠くに蹴り飛ばし、半天狗を追うように炭治郎の背中を押した禰豆子。
本当にこのふたりは良い兄妹ですね。
禰豆子の想いを受け取った炭治郎は迷わず里の人を襲う半天狗を斬るために走り出しました。
禰豆子を犠牲にして半天狗を斬ったと泣き崩れる炭治郎にはもらい泣きしました。
炭治郎は禰豆子を人間に戻すことを目標に今まで頑張ってきたのですから…
日光を背に可愛らしい顔で「おはよう」と子どものように言った禰豆子の姿に感動しました。
禰豆子可愛い♡と、涙しながら安心感に包まれていたのですが、禰豆子が太陽を克服したと知った時の無惨様のテンションの上がり方がすごくおもしろかったです。
描写的には残酷なシーンがあったのですが「いや、無惨様、喜び方おかしいから!」と突っ込みたくなるシーンでもありました。
禰豆子が助かったのは嬉しいのですが、禰豆子だけ人間を食べずに睡眠で体力の回復ができますし、日光を克服するなんて、禰豆子の体質が不思議でたまりません。
まとめ
禰豆子を鬼にしたことが無惨様にとって吉と出るか凶と出るか早く知りたいところですが、なんと今回が『刀鍛冶の里編』最終話なんですよね…
毎週楽しみにしていたので悲しいです…ですが!
最終話の最後の予告に『柱稽古編』もテレビ放送するとのことでしたね!
すごく嬉しいです!時期は書いていなかったと思うのですが、今までのテレビ放送パターンからすると1年ちょっと先の放送でしょうか?
待ち遠しいです!
その前に、『刀鍛冶の里編』も『遊郭編』と同じように映画館で上映してほしいと思います。
映画館の迫力で観ると、躍動感が違いますからね。
観ているこちらの方が、ドキドキして心拍数が上がって痣が出現しちゃうかもしれません!
文章:天蔵