出典:©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
あらすじ
なんとか一次セレクション突破の可能性を残す事が出来たチームZ。
だが、裏切りによって1人欠けた10人だけでグループ最強のチームVとの最終決戦に挑まざるを得ず、ピンチは終わらない。
引き分けでも脱落が確定し、勝利のみが突破条件という追い詰められた状況の中、潔はチームの勝利の為、そして自身でゴールを奪う為「ゴールの方程式」を手に入れようと、とある人物に会いに行く…。
キーマンは3人
一次セレクションの突破にはチームVに対して勝利する事が絶対となってしまったチームZ。
チームVを攻略するためのミーティングが開始される。
「チームVのキーマンは…3試合で18ゴールをたたき出してる、バカみたいな攻撃力で全勝してきたこの3人だ」
「5ゴール、剣城斬鉄。6ゴール、御影玲王。そしてチームトップ。7ゴール、凪誠士郎」
前回、凪の発言に対して怒りを抱いている潔は、凪の名前が挙がると共に顔色を曇らせるのだった…。
得点王・馬狼
チームVとの決戦に向けて個人でも戦えるようになりたいと思った潔は、ある男のもとを訪ねる。
それは伍号棟の得点王である馬狼だった。
「教えてくれ馬狼。どうすれば、お前みたいになれる?」
「終わりたくないんだよ!俺、勝ちたいんだ。1人でも戦える人間になりたいんだ」
そう口にする潔に対して、馬狼が1on1を仕掛ける。
咄嗟の事に対応出来ない潔はあっという間に馬狼に負けてしまう。
しかし、“ゴールの方程式”を考えた潔は再度、馬狼に勝負を持ちかける。
カッとなって再び1on1を開始する馬狼だったが、今度は潔にある程度の動きを読まれてしまう。
「俺の射程は…27メートルだ!」
23メートルと見誤った潔は完敗するのだが、この1on1によって新たな“可能性”を手にするのだった…。
全体的な感想
裏切り者を交えながらの作戦会議ほど嫌なものはないですね…。
最強のチームであるチームVに対して、10人で挑む事になるチームZ。
このままではダメだと考えて、いかにも関わり辛い馬狼のもとを訪れる潔のメンタルの強さが素晴らしいです。
自分を変える為には、自分より強い人からヒントを得る…凄く大事な事だと思います。
そして、馬狼との1on1でしっかりとヒントを得る事が出来た潔。
潔もポテンシャルの高い選手だなぁと改めて感じます!
この経験を生かして、是非ともチームZを勝利に導いてくれ!潔!!
文章:クラッシャー佐藤