出典:©池澤真・津留崎優・Cygames / ファ美肉製作委員会
あらすじ
イカを崇拝する村を後にした橘と神宮寺は、そこで出会った怪しげな商人シェンと共に王都へ向かう。
その道中、神宮寺につきまとうシェンの目的が明かされる。シェンの案内で王都イシュルナに到着した一行は、魔王についての情報を集めるため愛の女神の神殿に向かうが、そこにはまさかの光景が広がっていた…。
初めての殺し
ウサギを捕まえ、橘に刃物を持たせて神宮寺はそのまま橘にウサギを殺させようとする。
「俺が…俺が殺さなきゃいけないのか?こんなかわいい生き物を!?」
生きる為、実験の為に仕方ない事だと伝える神宮寺だったが、どうしても自分の手で殺すのを嫌がる橘。
しかし、神宮寺の力の前にはなすすべもなく…橘はウサギを殺してしまうのだった。
ウサギを殺した後も謝りながら今日は肉を食べられないと口にする橘。
そんな橘に「初めて自分で殺したお肉は格別ですよ」と言いながら生肉を勧めるシェン。
頭がおかしい同行人に橘は不安を覚えるのでした…。
シェンの目的
橘がトイレへと向かい、シェンと2人きりになった神宮寺は、シェンに向かって口を開く。
「ちょうどよく2人きりになったな。聞きたいことがある」
「どうして俺たちにつきまとう?目的を言え。貴様はいったい何者だ」
どうやらシェンのレベルとステータス、そして持っているスキル“暗殺技術”が気になっていたのだった。
神宮寺の言葉に、シェンは「あなたとお付き合いさせて頂きたいと」と口にする。
そのシェンの言葉と姿に橘はゾッとする“ナニカ”を感じるのだった。
衣類を脱ぎ上半身裸で戦いあう事となった神宮寺とシェンだったが、そこに橘が戻って来る。
薬を盛られた、逃げろと口にする神宮寺だったが、橘は神宮寺と離れる事を拒否する。
そんな2人のやり取りを見ながら厄介オタクのような表情をするシェンなのでした…。
全体的な感想
自分の手で命を奪うのは誰でも抵抗がありますよね。
慣れてしまうとまた変わるのかもしれませんが…慣れたくはないものです。
橘に経験値が入る仕組みを実験していた神宮寺でしたが、今回の事によって橘のレベル上げが捗るかもしれませんね!
しかし、同行人のシェンが本当に面白い存在です。
暗殺技術を持っているのには驚きました。神宮寺が警戒するのも頷けますね。
橘ではなく神宮寺の身体を狙っていたシェン。ホモォ…の香りがして香ばしいです。ありがとうございました。
文章:クラッシャー佐藤