出典:©Koi・芳文社・ご注文は製作委員会ですか?
第一期・第5話「ココアと悪意なき殺意」
球技大会の季節・愛の顔面レシーブ!
中学校も、高校も、秋の球技大会の季節です。
ちょっと郊外の公園まで、練習をしに来た、リゼと、チノがそこで目撃したものとは!? なんと、ぐったりして倒れている、ココア、千夜でした。
なんでも、バレーボールの「トスを上げる」ということを知らない千夜が「トスって何? トスって、なああにいい!?」と追い詰められた挙句、思いっきりココアの顔面めがけてレシーブを打ってしまい、千夜も「もうダメ……」と、体力の限界を迎えていたというわけです。
そういうわけで、チノはリゼから、必殺技の「パトリオット・サーブ」の特訓を受け、ココアと千夜は仲良く助け合って、ということになるんですが、千夜ちゃんの「他人に危害を加える能力」と「自分だけは危機回避が出来る能力」を活かして、本番で彼女は結局、ドッジボールの組に混ぜてもらったそうです。その方がいい(笑)
父の日のプレゼント、気に入ってくれるかな?
球技大会の季節に、必殺技の「パトリオット・サーブ」を自宅の庭で練習していたリゼが、弾みで自宅の窓ガラスもろとも、父親の書斎の机の上にあった、ビンテージワインの瓶を割ってしまったので、何とかアルバイトを掛け持ちしてワインを弁償したいと、ココアたちに言うのです。「シフトを変えてくれないか」と。
まずは、甘兎庵でのリゼ。
ただの桜餅が「黒曜を抱く桜華」という名になっていたりしていて、メニュー名の難解さは相変わらずです。
何なら、メニュー名解読のために、初心者向けの「指南書」まで準備してある、用意周到さ!
そして今度は、フルール・ド・ラパンでのリゼ。
シャロから、可憐な「いらっしゃいませ」の、ご挨拶の仕方を教わるリゼ。
最初はとても恥ずかしい(笑)そのうち、掛け持ちしている3店舗いずれも同じ「いらっしゃいませー」という、フルール・ド・ラパン風の挨拶になってしまうのでした。
親父さんの書斎に忍び込んで、父の日のプレゼントを渡すリゼ
おカネを稼いだリゼ。親父さんへの弁償のために、プレゼントとしてビンテージワインと同じものを買いに行きましたが、結局、値段が折り合わず、代わりに、シャロの薦めもあって、ペアのワイングラスに落ち着いたようです。
が、夜な夜な親父さんの書斎に忍び込んで、ワイングラスのセットを机の上に置こうとしたリゼが、何故か、一度割ったはずの同じ銘柄のワインがまた復活していることに驚きます。
「いつか、一緒にこのグラスで飲めたらいいな!」と、親父さんのプレゼントにメモを挟むリゼでした。
まとめ
親父は、生きている時は憎たらしいのですが(笑)失ってみると心に穴が空いたような気持ちになります。
母親は、生きている時はうるさいのですが(笑)失ってみると心に穴が空いたような気持ちになります。
皆さんも、親孝行は、親が生きているうちに。でないと、手遅れになっちゃいます。
ではでは、第5話のあらすじと感想でした。
文章:T兄さん