2018年6月に発刊された『イジらないで、長瀞さん』2巻の感想を書いていきたいと思います。
あらすじ
スライムが地面を跳ね、ドラゴンが空を舞う世界。センパイは『ネコトロ』と名乗るネコの恰好をした長瀞さんに出会います。
二人は協力してモンスターを倒し、絆を深めてゆきます。そして魔王の住む城までたどり着いたのですが、そこで『ネコトロ』が正体を現し、『大魔王マガトロ』であることを明かします。
「私のおもちゃとしてせいぜい私を楽しませて下さいねー」
そこで夢から覚めるセンパイなのでした。
感想
長瀞さんと彼女の友人、さらにセンパイがともに学食を食べる話があります。長瀞さんの友人もセンパイをディスりますが、途中で長瀞さんが悪く言いすぎだと友人と口論になります。
それ以外にも「カレシ?」と訊かれた長瀞さんは「そうでーす」と発言したり、普段イジっているだけですが、もしかしたらセンパイに気があるの? と思わせる演出がいいなと思いました。
また『ネコトロ』がわりと登場します。実際に長瀞さんがコスプレしているのではなく、センパイの妄想の中の産物ですが、読者としてこれほどうれしいものはない。
ではでは~。
文章:マフユノダリア