出典:©金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
あらすじ
圧倒的な能力と強烈な“エゴ”を持つ凜のチームに敗れた潔たち。
戦いの末、蜂楽を奪われた潔と凪は2対2で戦うセカンドステージに後退し、仕切り直す事に。
そんな彼らの前に立ちはだかったのは馬狼と成早だった。
負ければ脱落…後がない戦いを前に、マンツーマンでも勝つ“個人の力”という課題と向き合う潔と凪。
しかし、その答えが見つからないまま、生き残りをかけた新たな戦いが始まるのだった…。
個人で戦える力
凛に蜂楽を奪われセカンドステージに後退した潔と凪。
蜂楽を奪われた事により潔は意気消沈していた。
メソメソと下を向いて発言をする潔に苛立った凪は、潔の髪の毛を掴み無理やり顔を上に向かせる。
「ふざけんな潔。お前がそんなんじゃ俺はどうなる?」
「お前とサッカーやれば、強くなれると思ったから組んだんだ。なのに、そんな弱気じゃ俺は困る」
エゴを押し付ける凪に対して、潔も激昂。2人は言い合いを繰り返す。
そしてその中で2人は“あること”に気付くのだった。
それは、誰かのパスやプレーありきの戦い方ではダメだという事だった。
潔と凪の強さは、誰かからのパスがあって輝くものだった。
しかし、このステージでは“個人の力”が絶対となる。
それに気づいた2人は再び手を取り合うのだった…。
夢を懸けて…
同じくセカンドステージに後退してきた馬狼と成早と一触即発する潔と凪だったが、この2人と戦って良いのか潔は決めあぐねていた。
1人練習をする潔のもとを成早が訪ねて来る。
「俺とお前は…ここで負けたら、選ばれない方の人間だろ」
「潰し合おうぜ、潔。お互いの夢懸けてさ!」
「ビビんなよ…ここはブルーロックだ」
世界一のストライカーという夢を叶えるために、この勝負は引けない。
そう感じた潔と成早は、試合を成立させるのだった。
しかし、馬狼に対して個人技で勝てる未来が視えない潔と凪。
対策を練るものの、答えが見つからないまま試合開始を迎える事になるのだった…。
全体的な感想
やはり潔は、蜂楽を失って精神面が弱くなっていましたね…。
そんな潔に対して優しく声をかけるのではなく、自分のエゴをぶつける凪。
さすがブルーロックですね!これで喧嘩して仲違いするのではなくて、逆に“勝つ”為に手を取り合い仲良くなるという…。
現実なら確実に喧嘩してバイバイですもんね。凄いよブルーロック。
そして、まさかの馬狼と成早がセカンドステージに現れました。
成早が馬狼と組んだ経緯を知りたいですね。馬狼が弱い味方を手にしたいとは思いませんし…。王様なので、言う事を聞いてくれる人なら誰でも良かったのでしょうか…。
馬狼の圧倒的個人技に対して、潔と凪がどのように戦うのか。次回も楽しみです!
文章:クラッシャー佐藤