出典:©ProjectGRANBELM
グランベルムとは、ただ一人の「プリンセプス」と呼ばれる女王を決める少女たちの戦いの場です。最後の一人が決まるまでバトルロワイヤルは続きます。そんな中で途中参加したのが主人公の小日向 満月(こひなた まんげつ)です。同級生の新月とは旧知の仲です。少女たちはアルマノクスと呼ばれるモビルスーツで戦います。
戦況を支配する寧々
第4話の冒頭の戦闘シーンで争いをリードしたのは中国魔術の第1人者を母に持つ少女・寧々でした。寧々はまだ中学生で従順な妹たちが2人います。寧々の攻撃は、上空にエネルギーを集めた球体を作り出し、遠隔で攻撃を行うものでした。満月も新月も避けるのが精一杯で寧々は戦闘エリアを完全に支配したかと思われました。その時、新月を忌み嫌うアンナの配下にいる水晶という少女が寧々のアルマノクスを発見します。接近戦に弱い寧々のアルマノクスは追い詰められます。
謎多き少女 土御門 九音(つちみかど くおん)
九音は、陰陽師の家系出身の少女です。日本由来の地を継ぐものとしての責任感を感じ取れます。そして、九音には呪われて寝たきりの姉の四翠(しすい)がいます。魔術の世界の怖さを一番知っているのは九音かもしれません。この回の冒頭の戦闘シーンで苦戦を強いた敵機、寧々のアルマノクス・ジーグァンロンを倒すために新月と満月に協力を仰ぎます。
戦闘(グランベルム)は毎月満月の夜に行われます。4話での戦闘では寧々が追い詰められたものの、脱落者はなし。翌朝も普通の学校生活が始まります。
一方の寧々は現実世界では満月の妹の友人
今回は現実世界での動向が激しく満月の妹の希望(きぼう)と同級生の寧々がきぼうの家に遊びに来ていて3人が自分のアルマノクスを打倒すべく話し合っているのを聞いてしまう場面もあります。戦わなければならない、非情な魔術師の血と荘厳な魔法の世界の仕組みの中で満月がどのような未来を望むのか次回のお話にも要注目です。
文章:Shinichiro.S
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