出典:©麻生羽呂・高田康太郎・小学館/「ゾン100」製作委員会
あらすじ
集落に通じる唯一のトンネルが封鎖され、アキラたちは森を抜けて峠を越える事に。
道中、森の中にツリーハウスを建築中のクマノという男に出会い、ツリーハウスに憧れるアキラは目を輝かせながら協力を申し出る…。
森の中へ
アキラの故郷までもうすぐの所で、唯一の道であるトンネルが封鎖されていてアキラたちは車を捨て歩いて森を抜け、峠を越える事を選択する。
ゾンビで埋め尽くされていたトンネル内に、アキラは両親の安否に不安を感じる。
「トンネルの出口も入口同様に封鎖されていた。おそらく…街から来たゾンビたちを閉じ込めるのに成功したのよ。集落の人達は、きっと無事でいるわ」
アキラの表情を見たシズカは、アキラを気遣うようにそう口にするのだった。
突然、森の中から男の悲鳴が聞こえてくる。
アキラ達の目の前に現れた男は「イノシシゾンビ」に襲われていた。
瞬時にベアトリクスが弓を放ち、イノシシゾンビを撃退。
森の中にいた男に疑問を抱いたアキラ達は、男に事情を尋ねる。
男は「熊野」という名前で、森の中で「ツリーハウス」を建てている大工なのだった…。
里帰り
遂に、アキラの生まれ育った故郷へと辿り着いたアキラたち。
「親孝行」を意識しているアキラだったが、村には人の気配が無かった。
「そ…そんな…村の皆は…どこに…おやじ…おふくろ!」
涙を流しながら両親を探すアキラが辿り着いたのは、村の人々が集まって宴会をしている場面だった。
元気な両親の顔を見たアキラは今までの“感謝”を、涙を流しながら口にする。
しかし、父親は無言でアキラをぶん殴る。
「そんなくだらねぇこと言いに、わざわざ帰って来たんか?」
「世間が大変な状況になっているんを、ちったぁ考えて働け」
父の言葉に納得いかないアキラだったが、母お手製のご飯でアキラたちはおもてなしされるのだった…。
全体的な感想
イノシシ型のゾンビもいる事に驚きましたね…。
これ、鳥型とか虫型のゾンビも出てきたら、何処にいても襲われてしまいそうで怖いです。
ツリーハウスは、めちゃくちゃ綺麗で立派なモノが出来ましたね!
あれは住み心地良さそうです!筆者は虫が無理なので、絶対に住めませんが…。
でも、自然が大好きで虫も平気な人なら住んでみたい場所ですよね。自然を愛するのって素敵です。
やっと出会えたご両親でしたが、父親が何を考え、何を思い何を伝えたいのか…。
中々に難しそうな人でしたね。アキラもどうすれば良いか分からない感じでした。
そして、今回の第9話でゾン100は一時放送休止となります。
残り3話の放送は今の所、未定のようです。非常に残念ですが、今後も情報に目を通して心待ちにしましょう!
文章:クラッシャー佐藤