今回は2015年11月に発刊された『ガウリールドロップアウト』2巻の感想を書いていきたいと思います。
ガウリール海へ行く
まず10話のガウリールたちが夏休みを利用して海に行く計画を練る話。
ガウリール、ヴィーネそしてラフィエルの三人で海の話をしていてそれに混ざりたくて、独り言を放つサターニャがなかなか惨めであり、彼女らしさをだしています。
そのあといろいろあったけど仲間に入れてもらってからの調子に乗るサターニャにも注目です。それにしても喜怒哀楽の激しいキャラだ。
そういえば、ヴィーネが作ったしおり薄いのにいろんな情報が書かれすぎぃ!!
その後4人は予定通り海に行くのですが、雨が降ってしまいました。そこでラフィエルが天界の力を使って天気を晴れに変えるという場面がありますが、さすが天使学校次席だけあるなと思いましたね。でも電話で誰かに依頼してたみたいだからラフィエルの力ではないのかな?
海ではパラソルから出ようとしないガウリールに海の楽しさを教えるため3人がそれぞれアピールするのですが、性格がでるな~と思いました。
とくにヴィーネが砂のお城を丁寧に作り、ガウリールから「地味」と言われます。普段ツッコミが多いヴィーネだからこそ、つっこまれているのが面白かったですね。
ガウリールとヴィーネの出会い
2巻ではガウリールとヴィーネの過去が少し描かれています。
下界に来たばかりのころのガウリールは礼儀正しくまるで別人のようです。そんな彼女とヴィーネは出会い、ガウリールの方から友達になってほしいとヴィーネに伝えます。
今では考えられないですね。またその時の話を聞いてガウリールが「まぁ若かったな…と」
いうセリフがなんか好き。しかし実際はその出来事から半年しか時間は経過していないようです。
まだ二人の過去の話はあるようなので楽しみしています。どうやらヴィーネが思い出すとネガティブになるようなガウリールとの過去があるようなのでそこをぜひ。
また、1巻の感想で書いていた喫茶店のマスターがまた登場していました。コーヒーにこだわりのあるマスターの周りは、味のわからない人ばかりでしたが、ヴィーネがその味のよさに気づいてくれます。
ガウリールの代わりに、ヴィーネがこの喫茶店でバイトしていればみんな幸せなのでは? と少し思ったり。
ではでは~。
文章:マフユノダリア