出典:©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
あらすじ
推しの「子」に転生してしまったゴローは、アイの子として生きる事になる。
アクアマリンという名前で呼ばれるゴローだが、双子のルビーとは馬が合わずにいた…。
転生しても心は大人
アイに授乳する?と尋ねられるアクアは顔を真っ赤に染めて哺乳瓶を手にする。
「さすがにアイドルに授乳させるのは、大人としての一戦を超えてしまう気がする…!」
自発的に哺乳瓶を飲むアクアとは対照的に、ルビーは直ぐに泣いてアイを呼び授乳する。
そしてルビーは、その姿をアクアに見せつけ勝ち誇ったような顔をするのだった…。
「お前ちょっとは遠慮しろよ」
そう口にするアクアだったが、ルビーは“当然の権利”と答える。
一方、ルビーとアクアの世話をする社長婦人は暗い表情を見せる。
「父親不明の片親とか闇すぎんだろー!そもそも私はベビーシッターやりに嫁に来たんじゃねえええ!」
声を荒げながら、アイの“隠し子”を売ろうと企む社長婦人。
そこでアクアとルビーは、神の使いとして“喋る”事を決意するのだった…。
ガチ勢のヲタ芸
社長婦人と共にアイのライブを見に行く事になったアクアとルビー。
「ママのステージちゃんと見るの初めて!」
そう口にしながらハート目でライブを楽しみにするルビーとは違い、アクアは達観していた。
アイとの関係性を匂わせるような事をするなと口にするアクアだったが、ルビーにもしっかりと考えがあった。
アイが登場してライブが始まる。
アイは歌って踊りながらも“アンチコメント”を思い出していた。
落ち込んでいたアイだが、キレッキレのヲタ芸を披露する我が子達の姿が目に映る。
「何が心配してきたですか!誰よりもエンジョイしてるじゃないですか!」
そう口にする社長婦人に、アクアとルビーは本能でやってしまったと顔を赤らめる。
しかし、アイには2人の思いが伝わっていた。
「うちの子きゃわ~!」
アイは目を見開いてとびっきり可愛い笑顔を見せるのだった…。
全体的な感想
双子ともに転生者という…普通の子を産ませてあげたかったというゴローの気持ちが痛いほど伝わりますね。
社長婦人の気持ちも良くわかります。こんな事の為に“存在”したくないですよね。
筆者だったら子供の面倒は絶対に見たくないので…良く頑張っているなぁと思いました。
まぁもちろん、社長婦人も良くない“欲”があった訳で…そこをアクアとルビーが突いた感じでしたが。
アイのとびっきりの笑顔も可愛かったですが、やはりアクアとルビーのヲタ芸が今回の見所でしたね!
あんなに滑らかなヲタ芸を赤ちゃんがしていたら、そりゃバズりますよ!
本当に転生者という事がバレないだけ奇跡だと感じましたね…。
文章:クラッシャー佐藤