今回は2021年6月に発刊された『戦隊大失格』2巻の感想を書いていきたいと思います。
生きていた戦闘員D
神具によってDは死んだかに思われましたが錫切のおかげで一命をとりとめることができました。
森の中で目覚めたDは錫切とともに昼食を食べたこともあった桜間日々輝に再度出会います。
さらにその後、ブルー部隊従三位(ブルー部隊で6番目に強い隊員)碧流に見つかってしまいます。
桜間はドラゴンキーパーの裏側を知っており、Dに協力し碧流を欺き、Dは難を逃れます。
結果的にDは桜間に擬態し桜間日々輝として生活を始め、一方の桜間はDが大戦隊を潰す前に大戦隊を正すと誓い、隊を去ります。
パイロンの巣
D(桜間)は訓練生として地下のパイロンの巣と呼ばれる場所で生活することになります。
地下にいるうちにDは他の訓練生を騙し通すことを強く決意します。そんなDに日々輝の姉が訪ねてきます。それに動揺したDは自分の部屋に走り帰りますがクローゼットを開けると少女の姿をした戦闘員が入っておりDは自分が何も知らなかったことに気づかされます。
感想
2巻目ですが、なかなかの急展開でした。Dが生きていたり、1巻では多く登場していた錫切がほとんど登場しなかったり先が読めないですね。
あとはこの作品を読んでいると正義が善とは限らないと伝えたいのがよくわかります。
3巻では少女の姿をした戦闘員の詳細を明らかにしてほしいですね。
それにしても2巻目にしてこの情報量、風呂敷を広げすぎていないか読んでるこちらが心配になるほどです笑。
1巻の表紙がレッドだったのでてっきり2巻はブルーかなと思っていたのですが、錫切でしたね。3巻はだれが表紙になるんだろう?
ではでは~。
文章:マフユノダリア