出典:©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会
ひぐらしのなく頃にと言えば、一時期放送禁止になった事もある過激な作品です。
日常が非日常へと移り変わり、猟奇と狂気が生まれる。
そんな“ひぐらしワールド”ですが、なぜここまで人気があるのでしょう?
今回は、ひぐらしシリーズの魅力に迫りたいと思います。
1『繰り返される惨劇』
ひぐらしシリーズでは、必ず主要人物が命を落としてしまいます。
何をやっても、何処へ行っても無駄。
惨劇を回避する事は出来ない。それはもう決まっている事。
どのような殺され方をするか、どのように抗うか。
それを観ながら考える事が出来るのは、ひぐらしシリーズの魅力の1つだと思います。
2『たった1つの希望を抱いて』
繰り返される惨劇を退けて、全員が生存する未来へ向かう事が目的とされています。
しかし、それまでに何千、何万、何十万、何百万と命を落とし、友達や信じていた人に惨殺される事になります。
当然、蝕まれ壊れていく精神…。全てを諦めてしまいそうになる時もあります。
ですが、そんな中でも条件が揃った際には抗って、希望を抱いて前を観る姿はとてもかっこいいです。
3『ハチャメチャな日常も魅力的』
惨劇が起こる前の楽しい日常シーンが好きな人も多いと思います!
実際、どの話を観ても惨劇が起こらずに変わらない日常を送ってくれと願ってしまいますからね…。
皆が楽しそうに部活をしている姿は本当に微笑ましいです。
日常シーンと非日常シーンの切り替わり、ギャップもひぐらしシリーズの魅力ですね。
ひぐらしシリーズで起こる惨劇は、現実でも起こり得る内容です。
どうか“アニメ”だけの話と思わずに、自分や周りの事も気にしてみて下さい。
人は簡単に壊れ、簡単に狂気に囚われてしまいますから…。
人を大切にして毎日を生きて行きましょう!
文章:クラッシャー佐藤