こんにちは! 今回は2021年6月に発刊された『ケッペキゲーマー』の感想を書いていきたいと思います。
あらすじ
過度な潔癖症の黒田公正は朝に母からカウンセラーが来ることを知らされ、公正はそれを悪い方向に捉えて自分のことを『落伍者』と表現します。
そんな公正を待っていたのは車いすに乗った少女でした。公正は障がい者に助けられることにまた苦痛をおぼえ泣き出してしまいます。
しかしそんな公正とは反対にカウンセラーの少女は笑顔で公正をテレビゲームに誘います。
感想
公正は強迫神経症という精神の病気で苦しんでいるさまがよくわかります。手袋をつけてものにできるだけ触れないようにしたり、自分の触れるものは何度も洗浄したりこの病気の苦しさが描かれています。
だからといって暗い部分だけしか描かれていないのではなくてカウンセラーの少女、歩に影響され不器用ですが、お金を稼げるプロゲーマーを目指す公正の姿は今後も応援したくなります。
それにしてもカウンセリングとは白衣の先生が行うという固定観念を持っていましたが、ピアカウンセリングという似たような境遇の人が行うカウンセリングもあるんですね。
ではでは~。
文章:マフユノダリア