ディズニーのミュージカルとイルミネーションフィルムのコメディーはアメリカのアニメーション文化の2大巨塔として、今や君臨していると思います。そんな存在感たっぷりのイルミネーションフィルムにおいて第1作が大ヒットしたシリーズより『ペット2』を紹介したいと思います。
ケイティの赤ちゃんに戸惑うマックスたち
舞台はニューヨークのマンハッタンです。テリア犬のマックスの飼い主はケイティです。パート1で途中からペット仲間になった大型犬のデュークと共に3人暮らしの平和な生活を送っていました。しかし、平穏な日々はそう長くは続きませんでした。とはいえ起きた問題はハッピーなものでした。ケイティに赤ちゃんができたのです。デュークとマックスは戸惑いますが。すぐに慣れて愛情を注ぎます。マックスの愛情は過保護とも言えるもので逆にストレスを溜めてしまいマックスは病院送りになってしまいます。今回紹介した以外のサブストーリーも本当に面白い展開が待っているので是非ご覧ください。
新しい家族に対する愛情が強すぎたマックス
新しい家族に戸惑いながらも打ち解ける姿は、現実世界のペットにも重ね合わせることができて感動を呼びます。しかし、飼い主の赤ちゃんのため病気になる程、過保護になるのは映画の中だけの話ではないでしょうか。でも、自分が生まれた時から自分の存在を見守ってくれるペットがいるというのは少し羨ましい気がします。
ペットってなんだろう?
マックスのお気に入りのオモチャ「ミツバチ君」の失踪事件などを見ていると、やはりペットだなと感じます。ペットのマックスに純粋な親心とペットであるがゆえの子供らしさが共存し、壮絶なドタバタ劇のなかに織り込まれているのがこの作品の素敵なところだと思います。
声優陣はバナナマンを始め永作博美や内藤剛志(英語版ではハリソン・フォード)など有名どころが集結しています。賑やかで楽しい物語です。
文章:Shinichiro.S