出典:©モンキー・パンチ/TMS・NTV
今回は、第四話でシナリオを担当した押井 守氏がシナリオを手掛けた作品です。
第十話のタイトルは「ダーウィンの鳥」です。
今回もオムニバス形式の作品です。
あらすじ
今回の展開は、少し難解な話です。
五ェ門と銭形警部は登場しません。
謎の人物(その代理人である)「ミハイル?」から不二子に盗みを依頼されます。
そのお宝とは、大英自然史博物館に眠る「始祖鳥化石」です。
不二子は、盗みに。ルパンはその依頼人(代理人とその主人)の正体を探りますが、一向に得体が知れません。
はたしてそのお宝を盗めるのか、はたまたそのお宝とはいったいどういう物なのか。
そしてその依頼人とは?
みどころ
盗みに入った不二子の後をいつの間にかつけていたというルパンは本当のルパンなのか。
そこで見たお宝とはいったい何なのか、生物の進化の過程を表すその化石とは?
人間が、科学技術で冒してきた生物の進化というものを解明してきたことに関する罪のようなものを感じるのは、筆者だけでしょうか?
最後に
最後のシーンで冒頭と同じ様なシーンが描かれますが少しだけ変わっています。
はたしてそもそも依頼を受けたのかどうかもわからない展開になっています。
押井 守氏らしい難解で不思議な作品でした。
文章:シャーペン