この作品の根底にはライトノベル『とある科学の禁書目録』という作品があります。筆者はラノベ原作のアニメ作品は基本的に信頼しています。この作品も例に漏れず、良作です。
原作は鎌池和馬という作家さんで代表作と言えるのは上述した『とある科学の禁書目録』くらいのものです。奇跡的に生み出されたこの作品の秘めたる魅力に迫っていきましょう。
学園都市の謎に迫る
物語は『とある科学の禁書目録』の一巻最初の日の3日前から始まります。首都東京の西側3分の一を占める学園都市で学生生活を送る主人公の御坂美琴(みさかみこと)には特殊能力がありました。とはいっても学園都市で過ごすほとんどの生徒は、何らかの超能力を持っており、常にモニタリングされレベル分けがされています。
美琴の能力は腕から強力な電波を発射する超電磁砲(レールガン)です。基本的に1話完結で、徐々に「学園都市」という混沌とした世界の謎に迫りゆくストーリーになっています。
製作陣の意図に注目
御坂美琴中学2年生・魔術レベルは学園都市第三位といったステータスを見るだけでこの子に対する興味は尽きないと思います。
宝島社の、『ライトノベルにおける好きな女性キャラクターランキング』5年連続1位に輝くほど、その魅力は突出しています。
こだわりより興味心
この作品、実は2020年4月時点でまだアニメの放送が続いています。全ての物語は『とある科学の禁書目録』という原石を磨き上げ、反射する光によって映し出されています。ラノベのアニメ化には、この様なインフルエンスの魅力が詰まっています。
全ての副産物に触れることにあきらめたっていい!原石を知りその世界観の影響する節々に自分のペースで出会えることが幸せなことだと筆者は思います。
文章:Shinichiro.S