出典:©小林有吾・小学館/「アオアシ」製作委員会
あらすじ
東京都リーグ開幕。初の公式戦となる成京高校との試合を迎えるが、入学式の一件以来、ギスギスした雰囲気を抱える葦人たち1年生。空気の悪さを引きずるエスペリオンBチームは思うように連携を取ることができず、スタメンに抜擢された葦人も、伊達の課題の答えを見つける事が出来ない。
格下相手に苦戦を強いられている状況に耐えかねた平は、1年生メンバーの交代を申し出るのだった…。
葦人と花
朝利を始めとした1年生たちはギスギスしたまま初の公式戦を迎える事となった。
試合が始まる前に福田監督を発見した葦人は、携帯に向かって指をさす。
「おっちゃ…福田監督。それ花?受話器だけこっち向けてくれん?」
受話器を向けられた葦人は、花が作ってくれた献立表を守りながらちゃんとご飯を食べていると口にする。
「お前、応援しに来ていいぞ。以上」
葦人がそう告げると、花は通話を即座に切るのだった…。
絶望の中で
意思疎通が一切できず格下相手に、前半だけで3点もの大量失点を許してしまうエスペリオンBチーム。
ハーフタイムに入り、1年生に怒りを露にする先輩たちだったが、朝利の一言でまたもや喧嘩となってしまう。
「僕たちはちゃんとやっています」
「だからよ、その僕たちってのはどういう括りなんだよ朝利?今日は全員がバラバラなんだよ!言うに事欠いて俺たちセレクション組に責任をなすりつけるつもりか!?」
罪の擦り付け合いをする1年生を見かねた先輩が遂にキレてしまい、ハーフタイムは最悪の状態のまま終わってしまう。
散々な言われ方をされ続ける葦人だったが、葦人の中で“何かが繋がる”。
そして葦人、黒田、朝利の3人は…。
全体的な感想
1年生の仲が最悪ですね…。
サッカーは1人で戦うスポーツではないので、意思疎通が出来ないのは致命的です。
どんなに強いチームでも、バラバラのまま戦えるほど甘くないですね…。
いつもは優しい平先輩ですら、完全にキレていましたね。
普段大人しい人がキレるとやはり怖い!
後半に入ってから葦人に変化が現れたのが良かったです。
葦人が“気づいて”からは、もう最高に面白いシーンばかりでした!
そして、やはり黒田ですよ。根が良い子なので…見ていて安心しちゃいました。
朝利と違って過激派ではないのが、やはり好印象ですね!
文章:クラッシャー佐藤