出典:©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
あらすじ
完璧にアイを理解し、行動をトレースしてみせるあかね。
さらに彼女は、アイに隠し子がいた事まで見抜いていた。
女優・あかねに強い興味を抱いたアクアは…。
天才役者
「一流の役者しかいないと呼ばれる劇団ララライ。黒川あかねはそこの若きエース」
「徹底した役作り。与えられた役への深い考察と洞察。それらを完璧に演じ切る天性のセンス」
役者としては天才と呼ぶしかない。あかねの事をそう口にするかな。
そして、そんな天才役者であるあかねがトレースしたアイが、アクアの眼前に現れる。
あかねの豹変ぶりにユキ達も一瞬、戸惑いを見せるが直ぐに受け入れる。
そして、あかねは場の全てを一瞬で持っていくのだった。
それはまさに“アイ”そのものだった。
そんな、あかねの姿を見たアクアは顔を赤らめて…。
キスの行方
今ガチの全収録を終えたアクアたち。
あかねは最終回で、アクアにキスをされた事を共演者から尋ねられる。
「早速聞いて良いかな…?」
「最後のキス!本当に付き合うの!?どうなるの!?」
あかねは“分からない”と返事をするしかなかった。
その後、どこかへ消えたアクアをユキが連れてきて、アクアはあかねと2人で会話をする事になる。
「あのさアクア君。これからどうする?」
自分達の交際が仕事なのか本気な奴なのかを尋ねるあかね。
「いや別に仕事とかじゃ…」
そう濁そうとするアクアに対して、変な気は遣わないで良いと口にするあかね。
あかねの気配りに対して、アクアは本心を口にする。
「…確かに。俺はあかねを異性としては見ていない。付き合うってのも仕事の延長線上に捉えている」
「ただ、俺はあかねに女優として強い興味を持っている」
アクアの言葉に、あかねは“一番言われて嬉しい言葉”でもあると笑顔を見せるのだった…。
全体的な感想
あかねのプロファイリング能力が異常でしたね!
生き方や男性の好みなども割り出せるという天才的才能。
アイの事について知りたいアクアが、今後あかねを手放す事はしないでしょうね。
しかし、アイについて“全てを知る”事が出来るあかね…アクアとルビーの父親が気付いてしまった場合、“消され”そうで怖い所です。
そうなった場合、アクアは更に闇落ちしてしまうでしょうし…。
今回、アクアとあかねのシーンは勿論良かったのですが、カップル成立時のシーンが個人的に好きです。
かなが「マジ最悪。死んじゃえばーか…」と本気で落ち込んでいるシーンです。
本当に意気消沈していて可哀想でしたし、かなには幸せになって欲しいと強く思いました。
キャッチボール相手に選ばれる位なので、あかねよりも好感度は高いのですが…かなはそれに気づかないでしょうね。
B小町にスカウトされる事になった、めむちょが見せた表情も気になりますし、本当にアイドルになるのかも気になるところ! 次回も楽しみです。
文章:クラッシャー佐藤