出典:©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS
この作品は2011年に初めて放送されたもので2019年に再放送されています。今回は1話について紹介していきたいと思います。基本的な骨格としてはごく普通の女の子だった少女がある日使命感に駆られて魔法の契約をし、人間の住む世界を救うために戦う物語です。
『魔法少女まどか☆マギカ 1話』あらすじ
主人公の鹿目 まどか(かなめ まどか)は、ある日、不思議な夢を見ます。それは見知らぬ少女が魔法によりカオス(混沌)に立ち向かいますが傷つき、猫のような動物(キュゥベエ)がまどかに向かって「あきらめたらそれまでだ。でも君なら運命を変えられる」と告げる夢でした。そして、学校へ行くと転校生が現れます。彼女の名前は、暁美 ほむら(あけみ ほむら)といいます。今朝夢に出てきた女の子です。戸惑いながらも平静を装っているまどかでした。そして学内でほむらの魔法を目の当たりにしたまどかは自分も魔法少女になることを決意します。
『僕と契約して魔法少女になってよ!』
女の子向けのアニメと思いきや、魔法の表現方法やストーリー展開のダイナミックさが男性視点でも面白い作品です。安易に正義をかざすのではなく魔法による世界の崩壊を「精神世界の不安定さ」として描いているところが今作の魅力です。
初めて魔法少女同士の戦いを目の当たりにした(普通の少女)まどかは、異次元の世界観に圧倒され何が起きているのかわからないといった感じです。しかし、夢の中で見たほむらの居る世界はもっと広大でシビアなものでした。まどかにとってほむらの存在は頼り甲斐のあるお姉さんのようなものです。
キュウベエの誘いにのって魔法少女になったまどかにこれからどんな試練が待ち受けるのか、第2話が楽しみです。
文章:Shinichiro.S