出典:© まもウィリアムズ/一迅社・クラコウジア公国軍極東部隊 2015
紛争地域へ単身赴任したサラリーマンであるはずの父が、書類のミスで軍隊に配属されてしまった。
が、傭兵として戦況を引っくり返す活躍により、英雄となってしまった父であった。
そのため、日本に残っていた息子の矢野宗平(やの そうへい)も、敵国から命を狙われる立場に・・・。
敵国の暗殺部隊だけでなく、宗平の身を案じた父が、護衛として送り込んで来た特殊部隊も、目の錯覚だろうか?幼女にしか見えないのだが・・・。
クラコウジア公国軍とグラニア共和国軍は幼女しかいないのか?
戦争(ごっこ?)を紹介したい。
お座敷の戦い
宅配ダンボールの中に入って、まんまと宗平のお座敷上陸を果たした敵国グラニア共和国軍人シャチーロフ軍曹。
マイクロガン二丁を乱射して宗平の命を狙う。
一方、衛兵であるクラコウジア公国軍、ルトガルニコフ中尉(ルト中尉)とハルカ少尉はゲームに夢中で背中を向けたまま。
それどころか軍曹の武器に興味を示したハルカ少尉は、軍曹の武器と宗平の命を交換しよう言い出すのだ。
コタツの戦い
寒い冬、兵器にもなるよう改造したコタツで温まるルト中尉とハルカ少尉・・・と敵のシャチーロフ軍曹。
油断しきっている間に、敵国にコタツを占領されてしまった。
別に用意した兵器コタツを持ち出して、さあ、コタツムリ同士の決戦だ。
校門の戦い
祖国から届いたばかりの戦車を見せびらかしに来たシャチーロフ軍曹。
下校する宗平を迎え撃つという。
対するルト中尉は、自家用戦車を持ち出し、先回りして学校へ宗平を護衛するという。
宗平を操縦席に据え、シャチーロフ戦車を迎え撃つのだが…。
パンモロで砲手を務めるハルカ少尉に、宗平の鼻息が自然と荒くなる。
戦車内の空気が薄くなるナウ。
海水浴場の戦い
砂浜上陸急襲をめぐる戦いも、隣人の水野さんによって「仲良くしなさい」お尻ペンペンによってあっさり終結。
平和な時間が戻ると思いきや、増員としてやってきたアリア・グラスマン大佐の水着姿に卒倒する宗平。
さらに畳みかけるような大佐の天然お色気介護によって、宗平が腹上死させられそうです。
日々是戦争。
『みりたり!』で、君も日々の生活の中に、無邪気な戦いを見出だしてみないか?
幼女下着に知らず知らずに目がいってしまいそう(・・・て言うか、勝手に目に入る)ですが、軍法会議ものにならぬよう気を付けましょう。
文章:百百太郎