出典:©トムス・エンタテインメント/アニマックス
まもなく22世紀を迎えようとしている時代。
それは、野球にロボットが助っ人として認められている時代だった。
弱小で貧乏なカルガモ高校野球部が、助っ人としてようやく購入できたロボットは、中古で、旧式の・・・メイドロボット!?
「スポーツ用じゃねえやん、何でそんなん買ってきた?」
「かわいかったから・・・」
とは、本当のことは言えず・・・。
メイドロボットアズサを買ってきた春巻春平は「9人いないと野球できないだろ!」
ということで、とにかく使ってみることになったのだが。
打撃練習です
バットの持ち方から教えなければなりません。
「ボールを最後までよく見て叩く」
「はい、最後までよく見て叩きます」
ボールをキャッチした捕手がバットで叩かれたようです。
ビシバシという音からすると、どんだけ叩かれたのでしょう?
ただでさえ、9人ぎりぎりなのに怪我人を出したら試合できなくなりませんか?
・その他は?
フライは捕れません。
ボールは投げれません。
走力はタイム50m8秒73・・・で息が上がります。
バッテリーの寿命が近いぞ
やたら充電を必要としているところを見ると、バッテリーはとっくに寿命がきててもおかしくないぐらい古いものだった。
新しいものと交換しようと製造元に問い合わせても、すでに生産されていないという。
・実は
バッテリー寿命に気をつかって、節電モードで今まで動いていました。
パワーモードに切り替えると、瞬足、強肩、豪打・・・でも、すぐに充電が切れちゃうんですけどね。
とにかく戦闘態勢は整った。
さあ大会だ、相手は強豪イーグル高校だ!
「ぼくたちはアズサと明日も野球がしたいんだ」
試合前にフリーズしてしまうアズサ。
寿命が近い様子。
しかし、アズサは監督やみんなの指示を無視してパワーモードでのプレーを続け、あと一人の場面で力尽きる。
ここでやはり出ました隠された能力。
それは・・・「非常用予備電源」!
こうして、チームのお手伝いを果たしたアズサは、満足そうにその活動を停止したのであった。
とにかく健気でポンコツかわいい。
アズサの能登麻美子さんの声もぴったりです。
ギャグから感動への黄金パターンで(´;ω;`)ウルウルしてみませんか?
文章:百百太郎