出典:(C)2006竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会・創通
夏といえば、ひぐらし
「ひぐらしのなく頃に」シリーズは同人ゲームから始まり、漫画やアニメ等のメディアミックス展開が盛んな作品です。
アニメは2006年から放映され、2007年には第2期「ひぐらしのなく頃に解」が放送され、いくつかのOVAを挟んで2020年から「ひぐらしのなく頃に業」、その後「ひぐらしのなく頃に卒」が放送されました。
筆者は初期のアニメを深夜にたまたま見て、「なんだこの怖そうな作品は…」と驚いた記憶があります。
初期と解、そして業と卒も視聴しましたが、一番怖かったのは初期のアニメだったと個人的に思います。
初期はホラー面が際立っていた
ひぐらしの世界観はギャグもあり、萌えもあり、恋愛や友情、狂気と謎、そしてホラー…といったように、いろんな要素が詰まっています。
初期が何故一番怖かったか考えてみると、何の説明もなく登場人物がおかしくなっていき、果てには血塗れの惨劇に繋がっていくところが純粋に怖かったです。
展開が予想出来ない点も恐怖心を煽ってきましたね。
解あたりで物語の本質がだんだん分かるようになってきて、そこからは怖いというよりも「今度こそ上手くいってくれ!」と願ってしまう、そんな感じで視聴していました。
特に怖かったキャラクター
初期はレナと詩音がとにかく怖かったです。
普段はおっとりしているレナが急に豹変したり、圭一をずっと監視しているかのような言動は恐怖でしかなかったです。
詩音は爪を剥ぐシーンも痛々しかったですが、拷問のシーンでは更に彼女の怒りと狂気も上乗せされて、視聴するのが辛かったですね…
他の登場人物も意味深な台詞で視聴者を揺さぶってくるので、心が休まる場面は部活でワイワイしていたところぐらいでしょうか。
夏こそひぐらしを見よう!
初期のアニメは2006年のものなので少々古さを感じてしまうかも知れませんが、現代でも通用する怖さを秘めていると思うので、未視聴の方はこの夏に是非視聴してみてください!
既に視聴済みの方も、おさらいと納涼目的で初期のアニメを最初から楽しんでみませんか?
文章:大葉勺々