出典:©創通・サンライズ
富野由悠季氏が今回のアニメーション映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』でも脚本・監督を務めています。120分の枠の中で新たな史実が次々と明らかになります。シャア率いるネオジオンとアムロ・レイが所属するロンド・ベルとの激闘に注目です。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』あらすじ
舞台は宇宙世紀0093年(一年戦争から14年の歳月を経ています)の宇宙から始まります。主人公のシャア・アズナブルは別名キャスバル・レム・ダイクンといいジオン共和国創始者のジオン・ズム・ダイクンの息子です。まさに宇宙戦争の申し子といったところです。ジオン軍が1年戦争に負けて以来、くすぶっていたジオンの残党を率いてネオジオン軍を創立させたのがシャアです。そしてシャア率いるネオジオン軍の反撃が始まります。
『ニューガンダムは伊達じゃない!』
ネオジオン軍は、宇宙空間の「小惑星5thルナ」を意図的に巨大隕石化して、地球連邦政府があるチベットのラサに落とそうとします。アムロ達はロンド・ベルの指令により必死に抵抗しますが連邦地球軍は隕石により甚大な被害を被ります。
ネオジオンの攻勢に対してシャアの密約もあり地球連邦軍は停戦協定を結びます。しかし、シャアは、対立する地球連邦軍に対する裏切りとなる計画で頭がいっぱいでした。今度は小惑星アクシズを地球に落とそうと企みます。アクシズの軌道修正の只中、ニューガンダムに乗るアムロとネオジオンのエースパイロット・シャアの一騎打ちが始まります。
アムロとシャアはともにスペースノイドのエリートです。地球社会のあり方とスペースノイドの存在意義を問うとても難しい作品です。
文章:Shinichiro.S