出典:©︎真木蛍五・講談社/式守さん製作委員会
あらすじ
体育祭の準備の真っ最中。花形種目の男女混合リレーへの出場だけは避けたい和泉くんだったけど、不幸にも選手に選ばれてしまう。
でも、式守さんと仲良しの皆と出場する事になり、今回は楽しくなりそうな予感がしていた。
早速、リレーの練習をする事になった和泉くんたち。でも、和泉くんと八満はなかなかうまくいかない。諦めずに練習を続け、いよいよ本番の日がやってくる。
本番を前に、八満はかなりテンションが低く…。
男女混合リレー
体育祭の時期がやってきた。立候補者がいない男女混合リレーの選手決めは“くじびき”で行われることになる。
持ち前の不幸体質を発揮して、和泉は選手として確定してしまう。
「もう驚きもないよ」
他の男子たちからも、当たり前だよなという感じで言われる和泉は肩を落とす。
そして八満がくじを引く番がくる。
「はぁ…はぁ…リレーは嫌だ…リレーは嫌だ…リレーは嫌だ…」
真っ青な表情になりながらくじを引いた八満は見事、選手に選ばれてしまった。
思わず泣きながら和泉に抱き着く八満。
そんな2人を見た式守、犬束、猫崎は男女混合リレーに立候補していく。
こうして、いつものメンバーでリレーを走る事になったのだが…。
体育祭当日
リレーの練習を必死に頑張った和泉と八満だったが、体育祭当日を迎え八満のテンションが低い事に和泉は気付く。
何とか元気づけようとするも、リレーではない種目で大忙しでフォローする事が出来ない状況が続く。
そうして、女子玉入れに出場した八満は大活躍するものの、体力の無さが仇となり吐いてしまう。
しかし、皆からの誉め言葉によりテンションが上がっていき…。
「髪ギシギシだし砂まみれで最悪だ…でも…まぁ、いつもより楽しい気がする」
そして、遂に男女混合リレーの時間を迎えるのだった…。
全体的な感想
体育祭~!運動できない人やインドア派にとっては地獄ですよね…。
八満さんの気持ちが良くわかります。
リレーとか特に、他の人に迷惑がかかる競技は絶対に出たくないですよね。
友達を助けるために、直ぐにリレーに立候補した式守さん、犬束くん、猫崎さんは本当に優しい。そして本当に“友達”なんだなぁと感動しました。
こんな友達欲しいですよね。現実だと中々に見つからないと思います!
そして、和泉くんと八満さんも、ちゃんとリレーの練習を2人で遅くまで頑張っていて…お互いがお互いを思って努力しているのが最高に良かったです。
毎回、良いお話すぎて涙が枯渇しそうです…。
文章:クラッシャー佐藤