出典:©小林有吾・小学館/「アオアシ」製作委員会
あらすじ
11人対21人という異色のミニゲームで、葦人は黒田、朝利と連携を取る事が出来ず、二人からの信頼を完全に失ってしまう。
そんな葦人に対し、伊達は「なぜ黒田と朝利だけが怒りをぶつけてきたのか考えろ」という課題を与える。
考えても考えても答えが見つけられないまま一人、練習に向かおうとする葦人のもとに、突然の来訪者が現れる…。
唯一のオフ日
週で唯一のオフの日を迎えた葦人だが、伊達に言われた課題に苦しんでいた。
皆がそれぞれの休日を送る中、葦人だけは寮に残って考え事を続けていた。
「もうええ!考えたってしゃあない!今日も一日基礎練じゃあ~!オフだろうが、頑張ってあいつらに差ぁつけたらぁ~!」
そう意気込む葦人の前に、花が突然現れる。
そして花は、葦人を連れ出して高校の下見に連れて行くのだった…。
相手を知る
花に連れられて高校を見学していた葦人だったが、高校にかかる“お金”の話を聞いて花の前を後にしようとする。
「やっぱ練習しなきゃ。学校までの道のりはわかった。ありがとな花。ほんじゃ!」
戻ろうとする葦人に対して、花は声を出して呼び止めようとする。
「休む時は休め葦人。練習にだって質ってやつがあるんじゃないのか?むやみやたらすればいいってもんじゃないだろ」
その後は花と言い合いになってしまい、葦人は自分がしたかったことをやりたかったと声を荒げながら口にしてしまうのだった。
葦人の言葉に花は涙を流して、葦人の前から離れる。
そして、葦人を目掛けてダッシュ。そのまま顔面にドロップキックを喰らわせて、その場を後にするのだった…。
全体的な感想
課題の内容…難しいですよね。
しっかり考えて課題をこなそうとする葦人は偉いと思います。
ただ、やはり一人よがりになりすぎ感は強いですね。
花に対しても、自我が強く当たってしまっていたので…そこを改善できればもしかすると転機が訪れるかもしれません。
流石に花が可哀想でした。花は本当に良い女の子です。こんな良い子が葦人を気にかけてくれているのだから…葦人がんばってくれ!
次回はまた試合が行われると思うので、試合で課題をクリアして皆からの信頼を得られる事に期待したいと思います!
文章:クラッシャー佐藤