出典:©プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
前回、娘の豊川 姫乃(とよかわ ひめの)制作の陶器の座布団を、お尻で破壊した父の刻四郎(ときしろう)が、またやらかしました。
今度は、喫茶店「ときしろう」の店内に展示してあった、陶芸家だった母の遺作のひとつを父の高校の先輩の草野 智也(くさの ともや)に「これくれよ」からの「どうぞ、どうぞ」と簡単にあげてしまったのです。
その時、姫乃はよほどショックだったのでしょう、唖然として言葉を発することもできず、そのまま持ち去ることを許してしまいました。
こうして空いてしまった棚のスペースの前で、姫乃は頭を抱える。
怒りの表現は、人によって様々なようですよ。
姫乃を怒らせると
棚の空いたスペースの前で呆然とする姫乃に「そうだ、姫乃の一品コーナーにしよう!」と提案する刻四郎←お前が言うな!つか、お前が作れ!
いろいろ悩んだ末に、マグカップを制作することを決めた姫乃。
ろくろに土を「ドカッ!」と叩きつけるように乗せ、気合が入る。
その顔は笑っていても、内面の怒りの炎は隠せないようです。
怖いよ~。
先生を怒らせると

出典:©プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会
刻四郎の高校時代の後輩でもある担任の小泉真美(こいずみ まみ)先生は、文芸部員でした。
当時の思い出話に花が咲く中、彼女のポエム作品を暗唱しだした刻四郎に、たちまち先生の顔が真っ赤な般若・・・いや、ムーミン顔に・・・。
鏡を用意せよ
数々の失態も、当の刻四郎はまるで他人事のようにニヤケ顔で勝手な言い分。
そんな態度に見ているこっちも、何だかイライラさせられますよね。
その際、鏡でご自分の表情を確認することをお勧めします。
鏡の中の自分の顔を見たあなたは、きっとこう思うことでしょう。
「刻四郎は人を怒らせる天才か!」
刻四郎は次にどんな暴挙に出て、誰を怒らせるのか?
今回姫乃が作成したマグカップを全て破壊・・・または、母の遺作を棚ごと全部ひっくり返す、と予想しますが、あなたは?
窯を燃やせ!心も燃やせ!ですな。
文章:ヒトツメロバ