出典:© 創通・サンライズ・MBS
激闘の末に待っていたもの
今回は遂にキャリバーンに乗るスレッタとエアリアルの戦いが始まりました。
今まで味方だったエアリアルの強さを改めて実感する戦闘でしたね。
グエルとラウダの対峙、クワイエット・ゼロを止めるために行動するミオリネたち、様々な場所でそれぞれの物語が進んでいきます。
第23話「譲れない優しさ」の内容をざっくりと
スレッタはエリクトとの対話を望みますが、エリクトは容赦なくキャリバーンに対しエアリアルで攻撃を仕掛けます。
スレッタは母親とエリクトを大事に想っていることを伝えますが、エリクトもスレッタを傷つけたくないと言いつつ、邪魔をするならためらわないと告げます。
一方、ガンダム・シュバルゼッテの負荷に耐えながらグエルを追い詰めるラウダ。
グエルは「俺はもう逃げない」とラウダからの攻撃を受け入れます。
しかしギリギリのタイミングでフェルシーが駆けつけ、「兄弟喧嘩で死ぬとかマジ笑えないっすから!」と言ってグエルを助けます。
そしてようやくクワイエット・ゼロにたどり着いたミオリネたちは侵入者を排除するハロの攻撃をかいくぐり、停止コードを入力しようとします。
しかしプロスペラによって停止コードは変更されており、窮地に立たされたミオリネが入力したコードは…
感想
エリクトとエアリアルはスレッタに対しても容赦なく攻撃し、お互いの気持ちがすれ違っている感じが見ていてとても辛かったです。
ですが、スレッタとエリクトの関係に少し似ているグエルとラウダの戦いに救いがあったので、その点は安心できました。
回想が入ったとき「死亡フラグ立てすぎだろグエル…」と思ってしまいましたが、フェルシーが駆けつけた瞬間ホッとした人も多いのではないでしょうか?
前回、ミオリネが育てていたトマトの遺伝子コードにミオリネの母親からのメッセージが含まれていたことが判明しましたが、まさか停止コードに使えるとは…
ミオリネの母は物語が始まる前に亡くなっていましたが、ここで重要な役割を担っているところが面白いな、と感じました。
これは筆者の予想ですが、この騒動が終わってから数年後、ミオリネがトマトに新たな遺伝子コードを組み込んで、それがスレッタへの告白の文章になっていた…とかそういう展開があっても良いな、と思いました。
そして次で最終回だというのに、ここに来て惑星間攻撃兵器が登場しました。(ソーラレイみたいなもの?)
エリクトはエアリアルで攻撃を防ぎますが、その顔はどこか満足気な感じがして切なかったです。
プロスペラにとっては二度もエリクトを失うことになってしまい、せめてもの救いはスレッタが生き残ったこと…でしょうか。
次回、「最終回」(現時点でサブタイトルは明かされていません)
一体どんな最終回になるのか、いろいろと予想を立てながら放送を待ちましょう。
文章:大葉勺々