出典:©福田晋一/SQUARE ENIX·「着せ恋」製作委員会
雛人形職人を目指す高校1年生の五条新菜(ごじょう わかな)。
ある日、学校の被服室で、クラスメイトの喜多川海夢(きたがわ まりん)に雛人形の衣装を制作しているところを見られてしまう。
ゲームやアニメキャラに成りきりたい願望を強く持つ海夢から、これをきっかけにコスプレ衣装の制作を依頼され、オタク世界へ引き込まれていく。
ストーリーの中には、腑に落ちないシーンがいっぱい。
謎シーンを新解釈してみた。
空飛ぶ海夢
教室でのこと。
突然、海夢が飛んできて、五条くんの机で後頭部をゴツン!とやります。
何をしてたら、あんなに飛べるのでしょう?
第6話を思い出してください。
海夢は空を飛んでいるのです。
完成したエロゲキャラのシズクさんの衣装をめぐって、お祖父さんと意見を交わす五条くんを見て、
「五条くん、しゅきいいいいい!」
と腕をパタパタさせた時に、一瞬宙を浮いていましたね。
このことから海夢は空が飛べる人なのです。
きっと、その時もエロゲの話題で盛り上がり「シズクさん、しゅきいいいい!」とでもやったのでしょう。
血を吐くマスコット
魔法少女アニメ「フラワープリンセス烈!!」のコスプレ衣装の制作を依頼された五条くんが、作品を確認している中に、魔法少女の背後でマスコットキャラが口から血を流しているシーンがありました。
何があったのでしょう?
何話か前に敵キャラと対峙している際に、そのキャラが
「あいつ、ボディがガラ空きなのです」
なんて言っているシーンがありました。
それを相手の耳に入ってしまったのでしょう。
ボディを集中攻撃された結果だと読みます。
なぜかラブホ内に
ロケハンにいい場所見つけたと海夢に付いていくとラブホテルだった。
建物を目にした時点で、普通引き返しそうなものですが?
それまでに、コスプレ会場はもちろん、廃病院、海・・・、海夢がそこにいればどこでもホイホイ付いて来ていた五条くんなのですよ。
今さら引き返すという発想はないのでしょう。
周りの目も一切気にしない五条くんと海夢は、もはや誰にも止めることはできません。
二人だけの世界にどっぷりです。
こんな浮かれたカップルに憧れますね。
文章:ヒトツメロバ