出典:(c)Project wooser
2011/ 2012年あたりに突如ブレイクしたこの作品は宇佐義大の原案を様々な形で企画化し、多方面から宣伝されたサブカル界の期待の星です。うーさー達のあまりにもシンプルすぎるビジュアルが逆にアニメ界の流行に乗ってブレイクしたものです。うさビッチやケロロ軍曹の後を担うような存在になってほしいと願います。
お肉大好きうーさーさん
「うーさー星」出身のうーさーは、訳あって双子の姉妹リンとレンとともに地球で過ごしています。性格は強欲で、うさぎなのに好きな食べ物は肉です。うーさーのお供には自身が作った人造メカうさぎのダスうさが居ます。ダスうさはうーさーのことをご主人様と呼び慕います。夢幻編では煎餅をかじった瞬間『全能の力』を手に入れるというわかりづらいエピソードもあります。随所随所にアニメーターの遊び心が溢れる、ほのぼのとしながらも瞬発力のある物語です。
マルチタレントのうーさーとダスうさ
筆者とダスうさの出会い
筆者がこの作品に出会ったのは『ダスうさ』というぬいぐるみの存在がきっかけでした。まだ幼い姪っ子にどのようなプレゼントがいいかと思い検索するとこの可愛らしいうさぎのぬいぐるみを発見しました。
万人に愛されるキャラクター性
元々「supercell」というクリエーター集団の個人サイトから派生して、ふじのきともこによりウェブコミック化されたものなので、「マルチに愛されるキャラクター」というテーマはキャラクターの創造段階からあったものと思います。
子供のためならできることはなんでもやるのがうーさー
キャラに似合わないことを演じさせられるのが特徴で、視聴者である子供たちの想像力に対抗するために、宇宙船に乗ったり、赤ん坊を育てたりするところが、「いじられてるなぁ」と思うポイントです。とにかく子供のいる家庭にオススメなアニメーションです。
原作者『宇佐義大』の理想を反映した作品
アニメ化にあたって原作者から「うーさーの配役」などの要望が合ったようで、それをきっちり反映した作品です。よって宇佐義大さんの世界観が色濃く描かれています。
文章:Shinichiro.S