出典:©Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 ©ぴえろ/集英社
蔵馬はどういうキャラクターか?
蔵馬は、漫画幽遊白書に出てくるイケメンです。
髪の毛はロングヘアーで赤っぽい服を着ています。
技はローズウィップや、シマネキ草や邪念樹などを使うことが出来ます。
もともと、妖狐という名前の魔界でも指折りの伝説の極悪盗賊だったのですが、人間界に舞い降りてきて南野秀一という男の子に宿りながら生き永らえました。
暗黒武術会編
暗黒武術会では、蔵馬は準決勝で浦々島と当たりますが、浦々島の闇アイテム逆玉手箱によって妖狐に戻り強くなります。
浦々島は裏切り者扱いされて仲間の死々若丸に刀で殺され(刀は妖狐の蔵馬の作った結界を軽々と突き抜けてきます)、正体は幻魔獣だったことが判明します。
決勝では、蔵馬は戸愚呂チームの鴉と当たります。
鴉は爆弾を司る、クエストクラスの妖怪です。黒髪でマスクをしていて背が高く、不気味な敵です。
地下爆弾マッディボムを使ったりして蔵馬の体に触れることなく攻撃してきます。
鴉の気持ち悪いのは蔵馬のことが好きらしくて、「好きなものを殺すとき快感を覚える」などとよくわからない発言をします。
鴉は、愛するものを愛してきましたが死に別れてきたので辛い思いをしてきたらしいです。
この決勝戦はなかなか長引きます。マスクが取れて金髪になって危険で凶悪な鴉を倒すため、蔵馬が命懸けで鴉の心臓のシマネキ草を植えたあたりに魔界の獲物を呼び寄せて、命からがら鴉を倒すことに成功します。
蔵馬によれば、蔵馬は妖狐ではない普通の状態でも魔界の獲物を呼び寄せることが出来るらしいです。
仙水編
仙水編では、仙水一味が現れる前に、海藤優という蔵馬の高校の同級生で頭が良い人と相まみえます。
海藤は謎の屋敷に住んでいて、「この屋敷に入ったものは、あついと言ってはいけない」という不思議な張り紙が屋敷の正門に貼ってあります。
「あつい」と言ったら、海藤に魂を抜かれますが、「ああ、ついでに」という言葉も「あつい」に含まれるためなかなか厳しいです。
蔵馬とは、あいうえおの「あ」から順番に口にしてはいけない言葉が増えていくという戦いをします。
一分ごとに、あいうえお順に言っていい言葉が消えていきます。
海藤は、「もうこの言葉(あ)は使えない。い、もそろそろだぜ、今のうちにいっぱい言っておいたほうがいいんでないかい。今、い、は10回くらい言ったかな」などと言うので、蔵馬が「あまり張り切りすぎるとそのうちボロが出るぞ」と言います。最後は、蔵馬が何も言ってはいけない状況にしてから、変な顔をして上から現れて海藤を笑わせて声を出させて勝利します。
次に仙水一味と戦います。ゲームマスター天沼は、子供なのですが仙水の仲間です。
天沼は洞窟の中のゲームワールドにいます。天沼は仙水に利用されているだけで、最期は蔵馬に対戦ゲームで負けて命を落とすことになります。
「こんなことになるなんて思ってなかったんだよぅ。オレ、まだ死にたくないよ!!」と言って泣きながら天沼は死にます。
天沼を倒したら仙水の待つ魔界との入口に到着します。いきなり、グルメ槇原が現れます。
槇原は蔵馬の仲間の能力タッピングを食べて手に入れており、蔵馬の心の声を盗み聴いてきます。
「それから蔵馬って人?天沼殺したのそんなに悔しいかい?実ははらわた煮えくり返ってるでしょ~」などと言ってきます。
そんな槇原は実は戸愚呂兄が体内から乗っ取っていて蔵馬が頭部を切断したら戸愚呂兄が出てきます。
戸愚呂兄は、「よく見破ったー。前より鼻が利くようになったんじゃないか~?」と言います。
そしてあまりにも戸愚呂兄が下衆なので、蔵馬は戸愚呂兄を邪念樹に閉じ込め、永遠に蔵馬の幻影と戦わせ続けるという策を選びました。
戸愚呂兄は蔵馬を攻撃し続けて「なぜだ?なぜ死なねぇんだぁ~」と不気味に叫び続けますが時既に遅しです。
「死にも値しない男」の戸愚呂兄は、邪念樹に抱きかかえられながら無限にその体を再生し続け、永久に蔵馬を攻撃し続けることになってしまったわけです。
まとめ
蔵馬は頭脳明晰で技もあり、妖狐になったら恐ろしく強くなるし妖狐のほうがなおさらイケメンなので幽遊白書の中でも人気があります。
そんな幽遊白書は現在ネットフリックスで公開されていますが、蔵馬がどんな描かれ方をしているのか気になります。
文章:しらきよ