出典:©2023 このえ・田口ケンジ/小学館/「異世界ワンターンキル姉さん」製作委員会
転生した異世界で、大型モンスターを前に絶体絶命の窮地に立たされた軍場 朝陽(いくさば あさひ)。
彼を救ったのは、実姉の軍場 真夜(いくさば まや)だった。
なぜ、姉がここに?!
事故に遭い、昏睡状態で病院のベッドに横たわる弟朝陽を見て、発狂、錯乱し、壁に頭を打ち付けていたところ、気づけば異世界にいたという。
先に転生し、最強となっていた姉に守られ、朝陽の悠々自適異世界生活が始まる。
姉がいることで、都合の悪いこともある。
レベ上げがままならない
モンスターに出くわすと真夜姉が倒してしまう。
なので、こっそり山に出かけるも、熊と出くわし逃げ回り、そこに通りかかった人影に「助けて、姉さん!」と飛びつく。
それは人違いで、魔王軍幹部のキルマリアだった。
どうやら朝陽には、「姉さん」と呼べば、相手をその気にさせてしまう能力があるようで。
姉さん呼ばわりされたキルマリアは、新姉さん「キル姉」に就任。
その後、駆けつけた真夜姉さんと姉の座を賭けて決闘!
レベ上げどころか、余計な摩擦を生んでしまった。
死刑になるかもしれない
今日も真夜姉に大型モンスターを倒してもらう。
その事実を話せないまま、朝陽が倒したことになって、冒険者ギルドでたちまち上位ランクに昇級し、すっかり有名人。
そんなある時、受付嬢ターニャから恐るべきギルドの掟を伝えられる。
虚偽申告で昇級する行為は死刑!
・・・時すでに遅し。
もう嘘をつき通すしかない。
それか、こっそりレベ上げして、それ相応な力を付けるしかない。
姉に襲われるかもしれない
木の化け物に襲われ体を締め上げられる冒険者グローリア。
下から見上げる朝陽にパンツを見られた!
わざとですね。
純白なやつで、冒険者ギルドの有名人・朝陽を悩殺しようとしている。
朝陽のほうも悪い気がしない。
異世界で彼女(σ・∀・)σゲッツ!!と、思いきや。
弟の布団に性的興奮を覚える・・・そんな真夜姉がそれを許すはずがない。
「他人に取られるぐらいなら・・・」
そんな姉に襲われるかもしれない。
守り続けたいから、いつまでも弱いままで・・・だから、朝陽のレベ上げを邪魔する。
そんな姉から逃げるため、エスケープスキルまで取得する朝陽。
かと言って、ピンチになれば「助けて、姉さん!」
「バカと姉は使いよう」といったところですかぁね~
文書:ヒトツメロバ