出典:©御子柴奈々・講談社/「冰剣の魔術師が世界を統べる」 製作委員会
アーノルド魔術学院は、魔術師を目指す貴族の学び舎である。
この学院に一般家庭(オーディナリー)出身のレイ=ホワイトが入学してきた。
誰もがレイを奇異の目で見る。
「なぜここに一般人が?」
そんなレイには秘密があった。
実は彼は、七大魔術師の中でも最強とされる「冰剣(ひょうけん)の魔術師」の称号を継ぐ者だったのだ。
圧倒的な魔力を見せつけるうちに「冰剣の魔術師」であることがバレてしまった。
その後、それまで寡黙で陰のあるクールキャラだったレイが本性を現す!?
美少女と思いきや
魔術剣士を目指す者が競う大会「マギクス・シュバリエ」への出場が決まった。
ライバル校ディオム魔術学園に侵入する怪しげなダンボール箱。
迷子の幼女発見!に、中から飛び出してきたものは・・・美少女!これが話に聞く箱入り娘?!と思いきや、その正体は男!レイ!
レイが女装した上に箱の中に身を隠しながら、ディオム魔術学園で潜入調査していたのだ。
男子生徒からすれば正に「起立、レイ!着席」である。
声援に応えたと思いきや
マギクス・シュバリエ新人戦決勝に勝ち残ったのは、アメリア=ローズとアリアーヌ=オルグレンの幼馴染同士だった。
レイたちはその間、周辺警備に当たる。
「魔術師の卵」である生徒達を狙う組織が暗躍しているのだ。
そして会場地下に「グリムリーバー」なる暗殺集団を発見、対峙する。
それらを一掃し、クラリス=クリーヴランドを担いで地下から飛び出してきたレイ。
会場には、戦況不利のアメリアの姿があった。
レイはクラリスを担いだまま声援を送る!
その声援に後押しされてアメリアは幼馴染アリアーヌとの闘いに逆転勝利する・・・
と、見えるが実は、アメリアの夢はレズハーレム。
クラリスもそれの候補者である。
アメリアに勝利を呼び込んだのはレイの声援・・・ではなくレイに対する「嫉妬の炎」であったことは疑う余地がない。
魔術剣士の大会と思いきや
魔術剣士の大会マギクス・シュバリエ。
どんな技が飛び出すのかワクワクするところだが・・・
拳で殴り合い!?
最後もクロスカウンターで決着!
さらに、勝利したものの、アメリアは満身創痍の包帯でぐるぐる巻きのミイラ女に・・・
兵庫県の魔術師・・・もとい、冰剣の魔術師!
夢も希望もことごとく打ち砕く様子は、冰(こおり)を扱うだけのことはあるってことですね。
文章:ヒトツメロバ