出典:©projectティンガーラ
あらすじ
“がまがま水族館”で働く事になった風花は、くくるのお爺さんお婆さんに迎えられて、海咲野家に身を寄せる事に。
閉館が迫る水族館を立て直す為、夏休みが最後の勝負となる。
仕事へのやる気を見せるくくるに、風花は水族館での仕事の厳しさを教わりながら、2人でペンギンのエサやりショーを行う事になり…。
優しい家族
くくるのお家に迎え入れられた風花。
お婆さんが作るサーターアンダギーを美味しいと良いながら食べる風花は、ある決心をする。
それは、お母さんと連絡を取る事だった。
お母さんに事情を説明し終わった風花は、その夜くくるとお話をする。
「うちで働けなかったらどこ行くつもりだったの?」
「どこでも…」
風花の言葉に、くくるは少し不機嫌になる。
特に情報を提示しない風花に、くくるも余計な詮索をせず…そして夜が明ける。
厳しい仕事
生き物の為にマニキュア、香水、化粧を全てやめてと口にするくくる。
そして風花は、くくると共にペンギンのエサやりショーをする事となった。
「ペンギンたちにあげる前に、こうやってエラにビタミン剤を入れて…」
「イベントの進行は私がやるから、合図したらこんな感じで頭から食べさせてあげて」
くくるから軽く説明を受けた風花は、緊張しながらもエサやりショーに参加する。
しかし、上手く餌を与える事が出来ず、ペンギンに襲われ続ける風花。
エサやりショーは大惨事となり、風花はくくるにこっぴどく叱られるのだった…。
全体的な感想
優しいお爺さんお婆さんに住まわせて貰って、本当に良かったなと思いました。
お婆さんが作ったサーターアンダギーの中の色が想像と違って、本当に美味しいのかどうか気になりました…!
知識や技術が一切ない状態での、生き物たちとの接触。
最初は失敗して当たり前ですが、くくるには余裕が無い為、風花に強く当たっているように見えました。
正直もっと、ちゃんとした説明や練習をした上で行うのが普通ですからね…。
ぶっつけ本番で良く頑張ったなと思います。
ここから2人が手を取り合って水族館を持ち直す事が出来るのか…。
次回も楽しみです!
文章:クラッシャー佐藤