出典:(C)荒井チェリー/一迅社・未確認で進行形製作委員会
このアニメは2014年冬、1クール(全12話)放映されました。
原作は一迅社が刊行しているまんが4コマぱれっとで掲載された荒井チェリーの同名作品です。
アニメーション制作は動画工房が担当しました。
許嫁は何者?
このアニメの舞台は雪国で季節は冬です。
そして主人公は高校1年生の夜ノ森小紅(よのもりこべに)です。
小紅が16歳の誕生日を迎えたある日に突然、許嫁の三峰白夜(みつみねはくや)とその妹の三峰真白(みつみねましろ)が自宅に居候する事になりました。
彼らは小紅と同じ高校に通うため山奥から出てきたのです。
小紅にとっては自分に許嫁がいることはまさに寝耳に水の話でした。
なぜ姉の紅緒(べにお)が許嫁ではないのかと疑問に思う小紅でしたが、おじいちゃんがいい出した事だから仕方ないと紅緒はいい、紅緒は許嫁の白夜に対しては内心複雑な思いを抱きつつ、小紅と白夜の仲を認めるのでした。
紅緒にとっては白夜の妹の真白に対して関心がありました。
真白は紅緒があまりに自分の欲望に対して忠実なので引いてしまします。
そして白夜は小紅の高校に転校しますが、それと同じくして10歳以下にしか見えない幼女の真白も彼女らの高校に転校してくるのでした・・・。
変態の姉と幼女の小姑。
このアニメの主人公の小紅は家事全般が得意であり、学校の成績もいい方です。
小紅は運動神経がいい方ではありませんが、巨乳で安産体型である事から学校の男子にも人気が高いのです。
それらの好意を姉の紅緒は自分が持つ生徒会長権限で全てうやむやにしているのでした。
紅緒の目下の懸案事項はどのようにして真白と仲良くなるのかということでした。
紅緒は自分のポジティブな思考で物事を進めてしまうので、真白がどれだけ嫌いということを言い続けようと意に返しません。
真白は紅緒の思考が読めず、紅緒の家と学校での違いに困惑してしまうのでした。
このアニメで幼女の真白が小紅と同じ学校に通うことができる三峰家の謎とはいったい何なのでしょうか?
小紅の許嫁の白夜は存在感が薄く、小紅に対して自分の好意を直接的に伝えるのですが、その朴訥な物言いに対して小紅は戸惑います。
そんな小紅と白夜との仲は一体どうなるのでしょう。
そして紅緒は真白の心を開くことが出来るのでしょうか?
文章:針尾