出典:©岩田雪花・青木裕/集英社・マジルミエ製作委員会
◆大学新卒で大人社会に出るはずが、幼女趣味の魔法少女に!?
就職活動に奔走する大学生・桜木 カナ(さくらぎ カナ)は、面接中に怪異に襲われた。
退治依頼を受けてやってきた、魔法少女・越谷 仁美(こしがや ひとみ)の手助けをしたことで、スカウトされる。
ここは自然現象として、怪異が普通に存在する世界。その怪異を排除する会社に魔法少女として就職する。
魔法少女にはルールがある。
魔法少女は気づかねばならない
戦闘中に言葉を選んではいられない。
「ドーン系魔法で行くぞ!」と言われたら範囲魔法。「ギューン系」と言われたら追尾魔法。「ズドーン系」なら水属性魔法・・・察しなければならないのだ。
魔法少女は日頃の訓練を欠かしてはならない
弁当が美味くなる魔法。
宅配弁当のお品書きに書き添えてある文言を読みながら、料理をイメージして食べると、より美味しく感じられるのだ。
魔法はイメージ。これは魔法少女にとって、日常的に行える訓練の一つであるという。
これで食が進み、不覚にも太ったら?
衣装はそれまでのように着こなせるのか?移動に使うホーキは重量に耐えられるのか?
魔法少女は広告塔でなければならない

出典:©岩田雪花・青木裕/集英社・マジルミエ製作委員会
大手化粧品会社「みやこ堂」にも魔法少女の部署がある。
そこの魔法少女は怪異退治の他に、宣伝も兼ねている。
戦いを見守る観衆に、水を浴びても崩れない新商品のファンデーションを見せつけるのだ!
魔法少女はあれこれ詮索しない
マジルミエ社長・重本 浩司(しげもと こうじ)が、なぜいつも魔法少女の衣装なのか?気にはなっていたものの、敢えてスルーしていた。
だが、これにツッコミを入れる猛者が現れた!
協力会社から出向してきたばかりの槇野 あかね(まきの あかね)が、ストレートに質問する。
「なんでそんなフリフリ衣装なんですか?」
皆が息を飲んで注目する中、社長の答えは「これは覚悟の証」
株式会社マジルミエは、サポート体制を強みとしたベンチャー企業。
リアルタイムで魔法エンジニアのサポートを受け、魔法生成して怪異に当たる。
つまりはマニュアルのない、行き当たりばったりの危険な現場仕事。
そんな魔法少女という職業は「本来、男がやるべき肉体労働だ!」と、重本社長は主張したいのだろう。
月給とは別に、日当も出ます。
文章:ヒトツメロバ




































