出典:©Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS
8年の月日を経て復活した深夜アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』。内容は同じですが世代を超えて新たなアニメファンを獲得しています。例えば8年前に「プリキュアシリーズ」を観ていた子たちが成人前に主な視聴者層として加わることで、その昔伝説となった『魔法少女まどか☆マギカ』は再び脚光を浴びています。
魔法少女の交錯
第4話ではまどかとさやかの親友・仁美の自殺未遂が描かれていました。そして、第5話、あくる日学校で再会した仁美は、まるで何もなかったように振舞います。実際、魔法の影響で記憶を失っているのです。今後仁美は魔法少女になることはないのですが、さやかのボーイフレンドの上条くんをめぐって一悶着あります。さやかの状態は、自分の縄張りを得たことで魔法少女としての使命感を改めて実感しているようです。そしてそこに割って入るのが佐倉杏子(さくら きょうこ)という魔法少女です。二人は戦闘状態になり、案の定さやかが追い詰められた時にキュウべえがまどかに魔法少女の契約を迫りますが「その必要はないわ」とさやかの前に現れたのがクラスメイトの魔法少女ほむらでした。
思いもよらず魔法少女同士の戦いが勃発
3話~5話と、魔法少女が追い詰められるシーンが必ず描かれています。さやかとまどかが絶対的に信頼していたマミの死は予想以上にショッキングで後を引いているようです。
まだ契約のための願いが見つからず魔法少女になっていないまどかですが、この先何故キュウべえがまどかを選び続けるのか、その謎が明らかになってきそうです。
さやかの宿敵きょうこの暴走
ここにきて新たな敵として現れた佐倉杏子(さくら きょうこ)とは何者なのでしょう。キュウべえが主張している「魔法少女は元の人間には戻れない」というルールを信じずさやかを攻撃します。また、テリトリーに出現する「魔女の使い魔」をすぐには倒さず「魔女」に成長するまで待つ、という大胆さもあります。のちのストーリーでキュウべえやほむらの懸念が的中してしまいますが、現段階できょうこはさやかの縄張りを荒らす不徳者です。
文章:Shinichiro.S