アニメコラム

TVアニメ『かぎなど』第2期 第1話を見た感想

出典:©VISUAL ARTS/Key/KAGINADO

あらすじ

「その程度で不憫ですか?」何事もなかったかのように再開される物語。

いつの間にやら実家のような安心感を覚えるこの世界だけれど、しかし、そんな世界に不満を覚える者は前期、最終回に登場した彼女たち以外にもいたのである。

不憫四天王

出典:©VISUAL ARTS/Key/KAGINADO

エンジェルビーツのゆりが参戦して後半戦がスタート!

と思いきや、状況は一変するのであった。

「うん。君たちは今こう思っているな?新キャラ投入によるアニメ後半戦が始まるはずなのに、なぜ前回の流れをぶった切ってこんなことになっているのだろう…と」

どうやら、第1期でナレーションとしてだけ登場して、アニメ内にキャラクターとして一切出ていなかった者たちがこの空間を作ったようだった。

「不憫四天王」と名乗る者たちの前に正座させられているのは、各作品から第1期で登場回数が多かったキャラクター達だった。

そして四天王たちは、登場回数の多いキャラクター達を“3カ月ほど”何もない空間に閉じ込めようとするのだが…。

真の不憫王現る

「え~?その程度で不憫ですか?」

そう口にしても、全員から「誰?」と言われてしまうキャラクターが登場する。

「あはは…最初からずっといたんだけど、僕やっぱり印象薄いのかな?」

唯一、このキャラクターの事を知っていたのは春原だった。

どうやら名は“柊”と言うようだ。

頬を赤くして柊の名前を呼ぶ春原に、西園は“腐臭”を嗅ぎ付け目を見開く。

「最初にアニメになってから14年。いつかきっと報われる。そう、信じてきたんだよ僕」

どうやら柊は、京アニ版でカットされたりゲーム内でも残酷な扱いを受けてきたようだった。

その後も自分の不憫な境遇について口にする柊を前に、一同は土下座して謝るのだった…。

「アニメ・かぎなど。改めて次回から後半戦です。そして、僕の出番は…はは」

笑顔で口にするも、涙を目に浮かべる柊なのだった…。

全体的な感想

エンジェルビーツ参戦でどんな展開になるのかな?と思っていたら、まさかの展開で驚きました!

加島桜めちゃくちゃ喋るじゃないですか…。こんなに喋れたんですね…。

アニメ版のRewriteよりも喋っている!?と思ってしまいました。

もちろん、普段喋らないキャラクターが喋る方が嬉しいですけれどね!

そして、今回登場した柊。

正直、誰?としか思いませんでした…。

見た目は可愛いので、理樹と同じで主人公枠になれる素質がある気がするのですが…不憫すぎる!!

今後はもう出番が無さそうですけれど、柊君の笑顔が見たいのでまた登場して欲しい所です。

さて、次回からはエンジェルビーツ参戦の後半戦がスタート予定ですね!

より一層、面白おかしい世界になると思うので楽しみにしたいと思います!

 

文章:クラッシャー佐藤

関連記事

  1. TVアニメ『チェンソーマン』第四話の感想
  2. TVアニメ『かぎなど』第10話 「学園祭の準備など」を見た感想
  3. 『キャプテン』のみどころ (谷口編)
  4. 夕方アニメの人気番組『ヤッターマン 1話』世代を象徴するメカアド…
  5. TVアニメ『桜trick』第1話を見た感想
  6. 映画『銀魂 THE FINAL』終わる終わる詐欺の結末
  7. 驚異のロングランを見せるテレ東系アニメーション『ポケットモンスタ…
  8. サブカルチャーを牽引したTVアニメの新シリーズ『攻殻機動隊 S.…

新着記事をチェック!

ネコ型居候は家電破壊魔『宇宙人ムームー』

出典:©宮下裕樹・少年画報社/京急大学人類再生研究会◆戦争で母なる星が砕け散った!復活を期す…

新人助手が無双する『まったく最近の探偵ときたら』

出典:©2024 五十嵐正邦/KADOKAWA/まったく最近の製作委員会ときたら◆探偵になり…

「地動説は異端」は箱庭の出来事?『チ。 ―地球の運動について―』

出典:©魚豊/小学館/チ。 ー地球の運動についてー製作委員会◆一人の少女が教会に逃げ込んでき…

新着アニメニュース

新着アニメニュース

PAGE TOP