出典:©賀来ゆうじ/集英社・ツインエンジン・MAPPA
あらすじ
メイの助けによって窮地を脱した画眉丸は、厳鉄斎と付知と共闘の約を交わす。
天仙を討つ術を探す一行に、メイは天仙の力の源…氣を教える。
その氣を操る異形の道士が、画眉丸たちに襲い掛かる…。
共闘成立
手負いの画眉丸の前に現れた厳鉄斎と付知。
画眉丸と厳鉄斎は予備動作の読み合いからお互いに何度も刺し違えていた。
「あ~はいはい終わりで~す。無駄な牽制合戦はやめてくださ~い」
間に入った付知の発言により、読み合いが終わり…画眉丸は天仙を倒す為に2人に共闘関係を提案する。
厳鉄斎は画眉丸の姿に落胆するが、とりあえず話を聞いてみることに…。
「なっ…なんじゃその、てんせん様とかいう化物は。そんな強そうな奴会わなかったぞ。なんで?」
「ていうか再生能力?首折っても焼いても死なない?内臓は?どんな感じでした?」
2人の質問に“知らん”と返す画眉丸だったが、天仙を倒す為に力を貸して欲しいと口にする。
画眉丸の真摯な態度、そして話を聞いた2人は天仙に興味を持ち、共闘関係が交わされるのだった…。
氣(タオ)を知る者
気を失っていた少女が目を覚ます。
なぜか少女は“成長した姿”で画眉丸たちの前に立つ。
「が…がび…まる」
声を出して喋り始める少女に驚いた画眉丸は、仙薬の在処を尋ねる。
蹶起するその姿に驚きを隠せない少女。そして画眉丸は、そんな少女の様子に気付く。
「すまん。助けてくれてありがとう」
そう口にして一度落ち着きを見せて、話を進めていく…。
不思議な力について画眉丸から尋ねられた少女はこう答える。
「タオ強い弱い。心体強い弱い。丹田廻す強い弱い」
「怖い?」
不安な表情で尋ねながら口にする少女だったが、画眉丸は少女の言葉の意味を理解出来ていなかった。
少女から氣について教わるも、全く理解出来なかった画眉丸たちとは裏腹に、佐切たち一行は氣について学びを得る。
一方そのころ、弔兵衛と桐馬の前に氣を操る者が現れて…。
全体的な感想
共闘関係が結べるかドキドキでしたが、天仙の話を聞いて状況が一変しましたね!
解剖したいと言う付知が可愛いですが、やはり狂気ですね…。
そして、なぜか成長した姿になった少女も不思議でした。
氣を使って事によって成長したのでしょうか…?
画眉丸たちは氣を全く理解出来ていない状況での戦闘を強いられる事となり、戦いの中から理解するしかなくなりましたね。
こうなると、氣に一番近づいているのは佐切たちかもしれません。
現在、落ち着いて知識を得る事が出来ているのが、このチームだけですからね。
画眉丸たちと佐切たちは再び生きたまま、合流できるのか気になりますね。
そして、弔兵衛の命運やいかに…! 生きていた!と思っていたらまた死にかけですよ!
次回も楽しみです。
文章:クラッシャー佐藤