出典:©大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード
3Dの無駄使い
「こちら希少糖を使用しております」
そうケーキを見せながら口にするピピ美に対して、ポプ子はどのくらい?と尋ねる。
「こ~んなに」
指を合わせながら口にするピピ美にポプ子は息を荒げておかしくなっていく。
肌の質感とCGを魅せながら2人のやり取りはループしていくのだった…。
自然の王国
「ここはンガポポ国立自然保護区。内戦とはびこる密漁によりゾウやライオンなど生態系の上位にいる動物が激減」
草食動物が溢れる荒廃したサバンナとなってしまった事に嘆く現地民。
「天敵の恐怖を忘れた草食動物たちの行動は大胆になる一方だ」
バランスを保つ為に肉食動物を導入する必要があると語る者が現れたその瞬間。
「ピンポーン!越後製菓!」
そう口にするポプ子を無視して、映像の続きが流れ始めるのだった…。
自然保護区の挑戦
肉食動物の一群を輸送して、草食動物たちに捕食の恐怖を思い出させようという実験が開始された。
「ここで問題です。運ばれてきた動物が言ったひと言とは?」
「スタバはないよね…」
クトゥルフの珍解答の後、ポプ子また越後製菓で追い打ちをかける。
クイズ番組と思わせて大喜利のような展開になるものの、またもや映像が続く。
リカオンが群れを作り繁殖している事に感動する人々。
それをよそに、動物達の気持ちを代弁するポプ子。
こうして、よく分からない内にクイズ番組のような大喜利のようなコーナーが終わりを告げるのだった…。
全体的な感想
開幕から3Dの無駄使いでしたね。めちゃくちゃ良かったですよ肌の質感。
あのまま最初から最後までやってくれてもええんやで…!
動物達の生態の話は、割と為になるお話だった気がします。
まさかのクイズだったり大喜利だったりで、感動する事は出来ませんでしたが…本当に現地民の人とかなら感動できる内容だなぁと感心しました。
手を上げているのに一切見て貰えないニャルラトホテプが可愛かったです。
そしてやはり、レギュラーとして出て来るクトゥルフ!このまま最終話まで出てきて欲しい所ですね!
文章:クラッシャー佐藤